先日、NAGASAWAさんのインクでラメインクを作ろう!!というツイートをお見かけしました。
\いよいよ情報解禁!ラメインクイベント!/
— NAGASAWA ラレットルドゥ神戸店 (@nagasawa_sol) 2017年8月31日
神戸インクにラメを混ぜ合わせて、星空のようなインクを作ってみませんか?
あんな色やこんな色にお好きな量のラメを調合して、気に入ったラメインクは10ccの小瓶に詰めてお持ち帰りいただけます!#神戸インク #インク沼 #万年筆インク pic.twitter.com/bI9DmxT1jF
はぁああああめっちゃ行きたい?!!
ラメインク作りたい!!!!好きな色をラメラメさせたい!!!!
となったのですが、まあ、東京住まいなので。当然行けず。遠征予定も被ってないし。
いいな~と指をくわえていたのですが、途中でハッとしました。
「既製品のインクに、ラメを後入れ……出来るんだね?!」
こう、自分の中で固定観念がありまして。ラメインクという物は、なにか特殊な製法で混ぜられている物であり、自宅では作れない物だと思っていました。
でも…まあ某かの技はあるとしても、こういうイベントで、既製品にラメを入れることが出来る……
つまり……自分でも出来るのでは?
と、なりまして。
そのまま勢いで作ってみました。ラメインク。
ここからは、私が完全自己責任で、自分の遊びとしてやったものを、まとめているだけです。こちらを参考にされた際に、なんか起こったとしても、私は責任を負いません。
と一応前置きして、書いておきます。
材料
・タミヤボトル
・スポイト
・万年筆(プレピー 0.5mm+コンバーター)
と、家でインクを混合したりする時に使う物ひとそろい。
私はガラスペンを持っていない&今回詰まりなども検証したいので、プレピーを使ってます。そんな危険を冒したくない時は、普通にガラス・付けペンの方が良いと思います。
そして、今回の主役。ラメさん。
・キャンドゥ フェアリーダストパウダー メタリックゴールド
そもそもは、ミラーネイルという物をやるための粉です。あとレジンに使ったり。元々、ネイル用に持っていたので、今回チャレンジしてみました。
普通のラメよりも粒子が細かく、ノンワイプのトップコート(つまり、一番上がベタベタしないネイル)を硬化させた上に乗せてこすって馴染ませると、上手いことネイルと噛み合って、鏡のような光沢になります。ただ別にそれ自体が硬化する訳ではないので、その上に更にジェルを乗せる必要はあります。
見た感じ、普段使っているラメインク(ダイアミン シマーリング ブルー・ペール)と似た粒子感。
先駆者さんや、友人もやってたので、安心して行うことが出来ました。
作業
とりあえず、タミヤボトルにインクを移していきます。
スポイトでブバババとやってしまったため、瓶が汚くてわかりづらいですが、2ml?位かな? テスト用なのでそんなに量を入れていません。
続いて、インクにラメを入れていきます。
ラメの粒子が結構細かいのがわかる…かな? なんというか、ベーキングパウダーっぽい粒子の小ささです。すごい細かくて、息をしただけで飛びます。
入れた量は…耳かき一杯もないかなあ。0.1gとかそんな感じです(これ自体軽いですが)
入れました。
既に沈んでいる。
沈殿の様子。
先日わけていいただいた、エメラルド・チボーさん(写真左)と、キプロスのキャロブさん(写真右)。真ん中が今回作った紫煌(雑ネーミング)。
沈殿の仕方は多少違う物の(多分、立てて置いていた時間の長さによる)、粒子感は近い…かな。
瓶を振って混ぜて、ちょっとペン先に付けて書いてみる。
出てるような…出てないような……。
とりあえず、混ざっていること・固まってはいないことは確認が取れたので、万年筆に入れてみます。
プレピー0.5mmミーツラメインク。
めっちゃ詰まっているように見えるかと思いますが、単に写真を撮る直前まで、今上に来ている側を、下にしていただけです。
つまり、沈殿。
この時点では、内部で詰まったり、凝固したりしていないということです。
とりあえず、作業は終了。後は試し書き!
書いてみた
左:ダイアミン シマーリング(ブルーペール)+プレラ 色彩逢い カリグラフィー*1
めッちゃ可愛くラメ出てる~!!!
ゴリゴリバリバリに出ます!可愛い!!特に今回、紫色のインクに金色のラメを使用したので、視認しやすさ抜群でした。
ラメの分量や出方も、既製品と遜色なく、テンションが上がりました。
おしまい
そんなわけで、好きなインクで可愛いラメを出すことには、とりあえず成功しました…!
今後はとりあえず、万年筆に入れたまま、ある程度日が経ったあとどうなるか(固まるか、詰まるか)…等を検証していこうかなと思っています。
ちなみに、ほぼ同時進行でテストしていた友人曰く「フェアリーダストパウダーの銀は、金に比べて明らかに粒子が大きく、万年筆に詰まった」らしいです。同じラインナップでも、粒子のサイズの差があるらしい…。
なので、どうせネイルをする時に使うし~!と思って、いくつかミラーネイルパウダーを買ってみました。
最終目標は、推しインクをラメラメにして、カクノのクリアに入れること…!!
一番綺麗で、かつ使いやすいラメインクにするべく、色々試してみたいと思います~!
追記
ダイソーにて、ミラーネイルパウダーを発見したのでこちらも試してみました。
こちらも、やっぱり銀は気持ち粒子が大きめ…??
とりあえず、混ぜてみます。今回は色彩雫 月夜。あとペンは昔使っていた漫画用Gペン。
混ざってちょっとパール感の出るピンクパール。混ざる気のない銀。この後分離して、インクの縁に集まっていました。
試し書き後、ちょっと混ぜてみた銀とピンク。色は綺麗だが最早インクではない。
試し書き。それぞれに適当に名前を付けてみる。ピンクパールは元の色を生かしつつピンクっぽい輝きが、銀は銀ピカピカ~というラメが出ました。銀+ピンクはわかりづらいですが、番外の外部分がちょっとピンク。その他銀ラメが目立つ感じ。
そんなわけで。ダイソーのパウダーもなかなか使えました!という追記でした。
*1:ちなみにダイアミン シマーリングを入れたカリグラフィペンですが、ここ一年使って、詰まったことほぼないです。飛行機の行き帰りに連れて行って、しばらく家に置いておいた時ぐらい。基本的に週2位しか使わないけど大丈夫。ラメは物理的にも詰まる時は詰まりますが…絶対付けペン・ガラスペンじゃないとダメ!!というのは全くないです。ペン先が太い方が綺麗に出やすいとかそういう感じ。