Tida-Tiger

好きなものだけ好きなだけ。

ラメインク、作ってみた。(0907追記)

先日、NAGASAWAさんのインクでラメインクを作ろう!!というツイートをお見かけしました。

 

はぁああああめっちゃ行きたい?!!

ラメインク作りたい!!!!好きな色をラメラメさせたい!!!!

 

となったのですが、まあ、東京住まいなので。当然行けず。遠征予定も被ってないし。

いいな~と指をくわえていたのですが、途中でハッとしました。

 

「既製品のインクに、ラメを後入れ……出来るんだね?!」

 

こう、自分の中で固定観念がありまして。ラメインクという物は、なにか特殊な製法で混ぜられている物であり、自宅では作れない物だと思っていました。

でも…まあ某かの技はあるとしても、こういうイベントで、既製品にラメを入れることが出来る……

つまり……自分でも出来るのでは?

と、なりまして。

そのまま勢いで作ってみました。ラメインク。

 

ここからは、私が完全自己責任で、自分の遊びとしてやったものを、まとめているだけです。こちらを参考にされた際に、なんか起こったとしても、私は責任を負いません。

と一応前置きして、書いておきます。

材料

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・インク(色彩雫 紫式部

タミヤボトル

・スポイト

・万年筆(プレピー 0.5mm+コンバーター

と、家でインクを混合したりする時に使う物ひとそろい。

私はガラスペンを持っていない&今回詰まりなども検証したいので、プレピーを使ってます。そんな危険を冒したくない時は、普通にガラス・付けペンの方が良いと思います。

 

そして、今回の主役。ラメさん。

・キャンドゥ フェアリーダストパウダー メタリックゴールド

そもそもは、ミラーネイルという物をやるための粉です。あとレジンに使ったり。元々、ネイル用に持っていたので、今回チャレンジしてみました。

普通のラメよりも粒子が細かく、ノンワイプのトップコート(つまり、一番上がベタベタしないネイル)を硬化させた上に乗せてこすって馴染ませると、上手いことネイルと噛み合って、鏡のような光沢になります。ただ別にそれ自体が硬化する訳ではないので、その上に更にジェルを乗せる必要はあります。

見た感じ、普段使っているラメインク(ダイアミン シマーリング ブルー・ペール)と似た粒子感。

先駆者さんや、友人もやってたので、安心して行うことが出来ました。

 

 

作業

とりあえず、タミヤボトルにインクを移していきます。

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スポイトでブバババとやってしまったため、瓶が汚くてわかりづらいですが、2ml?位かな? テスト用なのでそんなに量を入れていません。

 

続いて、インクにラメを入れていきます。

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ラメの粒子が結構細かいのがわかる…かな? なんというか、ベーキングパウダーっぽい粒子の小ささです。すごい細かくて、息をしただけで飛びます。

入れた量は…耳かき一杯もないかなあ。0.1gとかそんな感じです(これ自体軽いですが)

 

入れました。

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既に沈んでいる。

 

沈殿の様子。

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先日わけていいただいた、エメラルド・チボーさん(写真左)と、キプロスのキャロブさん(写真右)。真ん中が今回作った紫煌(雑ネーミング)。

沈殿の仕方は多少違う物の(多分、立てて置いていた時間の長さによる)、粒子感は近い…かな。

 

瓶を振って混ぜて、ちょっとペン先に付けて書いてみる。

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出てるような…出てないような……。

とりあえず、混ざっていること・固まってはいないことは確認が取れたので、万年筆に入れてみます。

 

プレピー0.5mmミーツラメインク。

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めっちゃ詰まっているように見えるかと思いますが、単に写真を撮る直前まで、今上に来ている側を、下にしていただけです。

つまり、沈殿。

この時点では、内部で詰まったり、凝固したりしていないということです。

とりあえず、作業は終了。後は試し書き!

 

書いてみた

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右:紫煌(色彩雫 紫式部×金ラメ)+プレピー 0.5mm

左:ダイアミン シマーリング(ブルーペール)+プレラ 色彩逢い カリグラフィー*1

 

めッちゃ可愛くラメ出てる~!!!

ゴリゴリバリバリに出ます!可愛い!!特に今回、紫色のインクに金色のラメを使用したので、視認しやすさ抜群でした。

ラメの分量や出方も、既製品と遜色なく、テンションが上がりました。

 

おしまい

そんなわけで、好きなインクで可愛いラメを出すことには、とりあえず成功しました…!

今後はとりあえず、万年筆に入れたまま、ある程度日が経ったあとどうなるか(固まるか、詰まるか)…等を検証していこうかなと思っています。

ちなみに、ほぼ同時進行でテストしていた友人曰く「フェアリーダストパウダーの銀は、金に比べて明らかに粒子が大きく、万年筆に詰まった」らしいです。同じラインナップでも、粒子のサイズの差があるらしい…。

なので、どうせネイルをする時に使うし~!と思って、いくつかミラーネイルパウダーを買ってみました。

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最終目標は、推しインクをラメラメにして、カクノのクリアに入れること…!!

一番綺麗で、かつ使いやすいラメインクにするべく、色々試してみたいと思います~!

 

 

追記

ダイソーにて、ミラーネイルパウダーを発見したのでこちらも試してみました。

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こちらも、やっぱり銀は気持ち粒子が大きめ…??

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とりあえず、混ぜてみます。今回は色彩雫 月夜。あとペンは昔使っていた漫画用Gペン

 

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混ざってちょっとパール感の出るピンクパール。混ざる気のない銀。この後分離して、インクの縁に集まっていました。

 

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試し書き後、ちょっと混ぜてみた銀とピンク。色は綺麗だが最早インクではない。

 

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試し書き。それぞれに適当に名前を付けてみる。ピンクパールは元の色を生かしつつピンクっぽい輝きが、銀は銀ピカピカ~というラメが出ました。銀+ピンクはわかりづらいですが、番外の外部分がちょっとピンク。その他銀ラメが目立つ感じ。

 

そんなわけで。ダイソーのパウダーもなかなか使えました!という追記でした。

*1:ちなみにダイアミン シマーリングを入れたカリグラフィペンですが、ここ一年使って、詰まったことほぼないです。飛行機の行き帰りに連れて行って、しばらく家に置いておいた時ぐらい。基本的に週2位しか使わないけど大丈夫。ラメは物理的にも詰まる時は詰まりますが…絶対付けペン・ガラスペンじゃないとダメ!!というのは全くないです。ペン先が太い方が綺麗に出やすいとかそういう感じ。