村井良大ファーストコンサート、開催おめでとうございます!
無事に楽しく幸せいっぱいに3公演完走できたこと、とてもうれしく思います。
毎秒推しの歌が聴ける幸せ……半端なかったです…!
この公演を企画、制作するにあたり尽力して下さったみなさま、そして全力でやりきってくれた推しに感謝と愛を投げつけたいです。
ありがとうありがとう。
声に出して言ってもまだ足りない、ありがとう!!
そんなわけで。
完全にネタバレになりますが、全3公演を振り返っていこうと思います。
- セットリスト
- 烈風の証
- 冒頭トーク
- 恋の歌リレー
- 9日マチネ ゲスト:新納慎也さん
- 9日ソワレ ゲスト:堂珍嘉邦さん
- 10日追加公演 ロジャーの歌
- 子どもたちの歌
- 大人たちの歌
- 9日シークレットゲスト 六角精児さん
- 10日追加公演 トークタイム
- 戦国鍋メドレー
- アンコール 藤井風「帰ろう」
- 短め感想
セットリスト
ご本人がインスタグラムにアップしてくださっていました。
セットリストは
・烈風の証(風魔の小次郎)
・Young Men(Love's Labours Lost)
・Change of Heart(Love's Labours Lost)
・The Things I Never Said(First Date)
・Can't Help But Love Me(First Date)
・生きるメドレー(新納慎也さんと)
・RENTメドレー(堂珍嘉邦さんと)
・シャンカールの魂(スラムドッグミリオネア)
・ハピネス(きみはいい人チャーリーブラウン)
・最後の手紙 直貴ver.(ミュージカル手紙)
・デスノート(ミュージカル デスノート)
・戦国鍋メドレー(シズガタケの七本槍、討ちたいんだ、BAKFUって統べろう!、シマバラン伝説、GO!天正遣欧少年使節、敦盛2011)アンコール
・帰ろう(藤井風さん)シークレットゲスト 六角精児さん
・One Song Glory
・Your eyes
・Power of Love
でした。
生きるメドレー
ゲストの新納慎也との歌唱です。
冒頭は新納さんによる「ある男の話」
村井さんが入ってきて「仕事を休んだことはない」
そして二人による「二度目の誕生日」!
主人公の勘治が自分の人生の意義を問い、輝きを取り戻す、一幕ラストにして最高のナンバーを二人で歌い上げました。
声の延びが本当によくて、まっすぐな生きるエネルギーを感じたので、この二人の渡辺勘治も見たいな~!!と強く思いました。
RENTメドレー
ゲストの堂珍さんとの歌唱。こちらは初めから二人で。
RENT冒頭の曲「RENT」に始まり、
マークとロジャーが決意する「What you own」で締め!
「RENT」はとても好きな曲で、なぜか「血液細胞さえ裏切る時代に」で泣くのですが、いかんせんキャラクター勢ぞろいで合唱する曲で、今後聞けないだろうな…とあきらめていた為、聞けてとてもうれしかったです。
シークレットゲスト
マジのシークレットゲストは六角精児さん!!
まさか来てくださるとは…
歌ってくださったのは
マチネでは「DIESEL」
ソワレでは「お父さんが嘘をついた」
dieselのさわやかさから一変しての、尿酸値の歌に吹きましたが、推しは「かっこいいなあ…」とニコニコだったのでこっちもニコニコになりました。
追加公演
RENTより「One song glory」「Your eyes」
そしてBack to the futureより「Power of love」
まさか村井さんのロジャー曲が聞けるとは…!!
音域的にもばっちりで最高にかっこよかったです。
BTTF曲も、本人らしさ全開でめちゃよかった!
この下からは、進行にあわせて、覚えていることを書き出していきます。
ぜっっっっったい覚え違いとか記憶喪失があるので、まあ呆けとるなあと思いながら読んでください。あと当然のようにネタバレです。
烈風の証
初手でこんなんくると思わんじゃん!!!!!!!(感謝感激歓喜感涙雨霰)
本人もトークで言っていましたが、16年振りだそうです。
私はようやく推し担11年生なので、ガチで初めて聞きましたね…生で…
昔のファンミでやったっけ? と思って読み返してみましたが、この時は鍋メドレーだけでした。
2012年 村井良大ファンミーティング - Tida-Tiger
元々とても声質にあっているお歌だと思うので、今の歌唱力がずんと乗って、本当に聞き応えのある歌唱でした。
今回のコンサートをやるにあたって、なにを一番目にするのがいいのかとても悩んだそうです。
ミュージカル曲から選ぼうにも、基本的に一番目の曲はプロローグ的で静かだったり、全員で歌うものが多いため、いまいちしっくりこない。
そこで、自分が初主演した作品「風魔の小次郎」のキャラクターソングであり、自分の名前でリリースされた初めての曲である「烈風の証」を選んだとのこと。
9日マチネは自分がコンサートをすることへの照れからか、結構ガチ寄りのトーンで「無傷じゃなくとも…って、若いですよね。35歳ともなると、無傷がいいなあって思っちゃいますよ」と話していましたが
10日追加公演では、その熱さや若さに対して惹かれるような、胸の熱くなるような様子も感じられて、とてもぐっと来ました。
歌の説明をするときに、ちょこちょこ歌詞を朗読するのが、なんかかわいかったです。
メロディなくても文字列として覚えてるんでしょうかね。
冒頭トーク
烈風の証のあとは、コンサートとしての冒頭トークをしていました。
バンドメンバーを紹介したり、ちょっといじってみたり。
9日マチネでは「初めてですからね」「バンドメンバー紹介をやればいいんですよね」と、ちょっと堅さもあり、手探りをしながらトークをしていました。
9日ソワレではブータンさんの名前をいじったり、音楽監督の村井一帆さんのお名前を間違えたり(その前の方のお名前の「彦」が何故か混ざった)
10日追加公演ではのびのびとトークされていて、その変化も嬉しかったです。
恋の歌リレー
シアタークリエで公演したラブズ・レイバース・ロストとファーストデートから立て続けに4曲披露してくれました。
Young Men(Love's Labours Lost)
YouTubeに男性陣が歌っているバージョンがあがっています。
王様がこれから三年間学問に専念すること!と命令したのに対して、
「ええ? ……だって? え? ねえ…こう」
と反発し、若い男ってこういうもんでしょ!と主張する曲です。
毎回、王様に反発する時の小芝居をやっていて可愛かったです。
でも結局宣誓書にもサインして、「誓いまーす(ローテンション)」と勉強に励もうとした……
のですが、ロザラインと出会い、「えっ、可愛い…!」と惚れてしまうビローン。
女の子の可愛さに目を見開いて、虜になる瞬間を見せていたのがめちゃ可愛かったです。
この作品はコロナ禍前で、明るくにぎやかな作品だったこともあり、
・開演前の客席降り
・公演中に観客を舞台に上げる
という演出がありました。
客席降りでは、遠山裕介さん、田村芽実ちゃん、加藤潤一さんが客席を練り歩きながら、オランジーナを売りまくっていました。
完売すると拍手がおこるなど、楽しい時間でしたね。私も2回ほど買わせてもらいました。
キャストの皆さんとわいわいすることで、作品との境目がなくなって、シェイクスピアを下敷きにしつつも、現代的でポップな印象の恋愛劇に仕上げた作品に、より没入できる感じがしました。
観客を舞台に上げるというのは、三浦涼介くん演じる王様が、観客席から1人選んで、愛の歌を歌うという…美の暴力タイムでした。
ムーディな照明に照らされたりょんくんは、本当に、本当に美しく…選ばれた人が心配になるほどの破壊力でした。
LLLのアフタートークで、王様も脱ぐ予定だった?みたいな話をしていたような…そんなことになったら、またさらに死人が増えたろうなと思ったのを覚えています。
そんなお祭り騒ぎな作品を、村井さんも懐かしく振り返っていました。
10日追加公演では、この作品で賞も取った大山真志くんにもふれていました。彼が赤いパンツ一枚でプールにはいるシーンも、歌もとてもよかったと。
そして最近、大山君と連絡をとったというお話もしていました。ちょうど彼がMusical Devilに出演し、村井さんが演じていたのと同じJohn役を演じていることもあり、見に来てよーという感じの話をしたそうです。
同じJohn役だし、村井さんと大山君がお話ししてたらいいなー!!と思ってたので、それを聞けて嬉しかったです!
でもまーくんを赤パンで思い出したのはちょっと面白かったです。
7/14にDevilを観劇したようですが、まーくんがJohnじゃない回でしたね。
Change of Heart(Love's Labours Lost)
ビローンがロザラインへの恋を自覚する歌で、結構な変拍子やメロディをぶっちぎる勢いで文字が詰まっている曲ですが、すいすい歌ってて気持ちよかったです。
毎回「赤い実はじけた」のところでペンラの色を赤にすることにこだわってしまいました(?)
「赤い実はじけた」は、恋に落ちることについての日本独自の表現なので、原曲ではどうなってるのかな…と思っていたら、結構ぜんぜん違う歌詞な上に「May be…」で始まるので、まだ半分ぐらい恋してない部分が残っていると村井さんが話していて、びっくりしました。
あそこで結構感情が変わる印象だったので…。編曲も違うんですかね。
しかしこの曲めっっっっちゃ好きで!!聞けて嬉しい!!
この後に、ビローンがロザラインに当てて書き、ビローンによってびりびりに破かれて客席側に散らかされる恋文の一片は、今も大切に、村井さんへのお手紙を書くとき用の下敷きの中に入れてあります。
わー好き、好き、好きだ!!!お手紙書こ!!!って気持ちになるのが、わかりみが深くて、本当に大好きなんです。
しかもそれをね、大好きな人が歌うというのがね、嬉しいですね。
好きだ…(噛みしめる)
最高のセレクトでした!
The Things I Never Said(First Date)
ファーストデート劇中で、村井さん演じるアーロンが、亡くなった母からの手紙を読み上げる歌。
アーロンが手紙を読み始め、だんだんと手紙の中のイメージのママが重なり……という感じに、本来はママ役と一緒に歌うのですが、当然ながらこのコンサートでは村井さん一人形式になっていました。
切ない中にも、母からの愛を感じさせる素敵な曲ですよね…。キャリアのために子どもを寂しがらせてしまった後悔もありつつも、丁寧に愛情を伝えてくるのが素敵です。
終盤の「いつでも どこでも」のメロディと声の優しさが最高に心地よかったです。
以前、ファースト・デートの曲も歌うという話はされていて、私は「I'd order the love」かなと思っていたのですが、完全にはずれました。
Can't Help But Love Me(First Date)
ヒロインの記憶の中のワルにしてセクシーな男たちが、ヒロインに「俺が好きなんだろ……」と語りかける曲です。
本編では村井さんはストップモーションで硬直、植原くんとオレノグラフィティさんが熱唱します。
この歌も…好きなんですよね…たっくんのセクシーさが全開で…なので、まさか村井さんが歌ってくれるとは思いませんでした。
これに関しては、キャラクター自身を投影して歌う感じではなく…
というのも、村井さんご自身にナルシスト的な側面があまりないのもあると思うのですが、メロディや歌詞のおもしろさを楽しんでいる感じがしました。
もっと「オレのこと好きだろ」って自惚れてくださっていいんですよ。
好きですから!!!
顔も声もなにも全部好きですよ!!
ファンサ曲ですよこんなん。
どハマりですともあなたに。
10日追加公演では、「お腹割れてる さわりたいだろう」あたりで、少しだけ上着の裾を小指にかけてあげて、腹チラ(見えるのはシャツ)してくれたので、
セクシーありがとう!!!!!!!!!となりました。
小トークでは、ものすごく曲がいいのに歌詞がヒドい、クソ(キャラが)、という話をしていました。
このシーンの曲は、元々はロックな「That's Why You Love Me」という曲でした。
村井さんはそちらの曲が気に入っていたので、聞けるかなと思って稽古場に行ったら、現在の曲に変わっていたので驚いたそうです。
なんで変えたのかと聞いたら「歌詞があまりにもヒドいから」
ブロードウェイ版自体も変わってるんでしたっけね。
今聞いたらなかなかヒドかった…サビ?のメロディは同じなので、聞き比べると面白いかもしれません。
9日マチネ ゲスト:新納慎也さん
お久しぶりの新納さん!
銀色に柄の入ったスーツを着ていて、コンサートの主役を乗っ取る勢いの派手さでした。
新納さんはTwitterで村井さんのことを寝起きの大学生と表現しており…
明日は#村井良大ファーストコンサート
— 新納慎也(Shinya NÎRO) (@ShinyaNIRO) 2023年7月8日
にゲスト出演しますの。
リハーサルしてきました。
良大は相変わらず、寝起きの大学生みたいでした(笑)←褒めてる!
明日楽しみ❣️ pic.twitter.com/kJUkiuHsDY
今日の公演でもそんな感じ、センターから動かないで歌ってるのも、そんな感じだよね、という話をされていました。
オレだったらすぐこうするね!と、センター下手側のスピーカーに足をかけていて大変かっこよかったです。
村井さんもなるほどと思ったのか、それ以降は割と上手と下手に移動するようになった気がします。
途中、物販のタオルを、村井さんと一緒に両端を持ち、広げて見せてくれる心遣いも。
いつもの滝汗で落ちたファンデーションが、がっつりタオルにのってて、それを買わせてくれ?!?!?!となりました。
ぜんぜん関係ない話ですが、村井さんのステージ衣装は、ほぼ全て私服のようでした。10日追加公演の上着は、普通の観劇ツイートで着ていました。
平成中村座、「棒しばり」「天守物語」を観劇。
— 村井良大 (@ryota_muraidesu) 2023年5月17日
橋之助さんの夢でもあった勘九郎さんとの棒しばり素晴らしかったです!
そしてやはりステージ後ろの世界が広がる圧巻の演出は素晴らしく、唯一無二の舞台観劇ができるのが中村座の醍醐味です。
とても良い舞台を魅させていただきました! pic.twitter.com/MJq1fyj2uT
ポケットに黄色の刺繍が入った白ジャケットも見たことがありますね。
「きらめく星座」無事に初日公演が終了致しました!
— 村井良大 (@ryota_muraidesu) 2023年4月8日
ご観劇くださりました皆様、誠にありがとうございました!
明日からも、頑張ります♬ pic.twitter.com/xUFthOai25
これが多分そう。
ステージ上での滝汗にさらされた普段着くん…クリーニングでしっかりリフレッシュしてきてほしいですね(?)
話を戻して。
新納さんとは、「ハンガーZ」の現場が初対面。その後、「生きる」の再演で一緒でした。
ハンガーZの現場はとにかく過酷だったそうで。三日間古民家的なところに缶詰、ほとんど寝ずに一気に撮影、食事は炊き出しの汁と米。
村井さんの撮影中、エンジンを切った車の中に放置された新納さんは、暑いのも気にせず爆睡したそうです。それはやばいタイプの気絶ではないですかね…? 新納さんご自身も「子どもだったら死んでた」と言うレベル。
撮影が終わった後、新納さんと村井さんの家の方向が一緒?(近くじゃないけど途中にある、みたいな言い方をしていた)だったので、新納さんの車に村井さんも乗せてもらって、一緒に帰ったそうです。
その際、汁と米に飽き飽きしていた二人は、途中のお店で「どんな油で揚げてるかわからない…なんの肉かもわからない」アレを食べたそうです。ホットスナックですね。
村井さんはうんうんとうなずきながら聞いていましたが、そのことを完全に忘れていたそうです。
なにかの時(ハンガーZの舞台挨拶か、その年のカレンダーイベントあたり)に、村井さんからその話を聞いた記憶があるので、その後に忘れたのかもしれません。
新納さんは、
「何でファーストコンサートのファーストゲストにオレを呼ぼうと思ったの?」と怪訝そうにしつつ、
「結構伝説的な作品の初演に出て、色んなところに痕跡を残しているのに、その後去ることになる」
「スリル・ミーとか、エリザベートとか、生きるとか」
「今の生きるのメインビジュアルに載ってる、小説家の髪型と髭を決めたのもオレで、隣にいた小西くんも『お、じゃあ俺もそれにしよ~』とのってきた」
という話をして、村井さんに
「お前も初回だけでおさらばさせて、武道館で公演するときには、CHEMISTRYの両方を呼ぶんだろう!」
と絡みにいってました。
新納さんなりの叱咤激励なんだと思いますが、村井さんが「いや絶対呼びますよ!」という返しをしなかったのが、じわじわ面白かったです。
まだコンサートの楽しさに目覚めていず、2回目以降をやるビジョンがなかったのかなーと勝手に解釈しています。
是非コンサートを重ねて、これからも呼んでほしいですね。
「生きるメドレー」の入りが「ある男の話」で、新納さんが一人で歌うことになるという話から。
新納さんが
「だいたいソロで歌わされて、その間にメインが着替えたりするんだけど、結構地獄なんだよ」
「メインの人を見に来てるのに、興味ないゲストがソロでって……トイレタイムみたいなもんじゃないですか」
「いいですよ、トイレ行って!」みたいなことも言っていました。
ただ「生きるメドレー」はコンパクトにまとまったメドレーなこともあり、ソロの時間はそんなに長くないので、当然トイレに行く人はいませんでした。
新納さんを見送った後、村井さんが
「新納さんといるとまったりする」(まったりじゃなくて、ほっこりとか、のんびりとかだったかもしれない)
「ポジティブでいいですよね!」
と言っていて、推しは人を認識する深度が深すぎる……となりました。
表面上の言動を見ると、新納さんって結構ブラックな部分もある力強さの人な気がするんですよね。ネガティブな話もするし。(このレポでは書いてないブラックジョークもありました。口頭で聞いてると冗談なのがわかるんですけど、文字にするとニュアンスが難しそうだなーと思って、わざと省いています)
で、ポジティブって言葉は逆に、一種の無垢な善良さを伴ったイメージがあるじゃないですか。前向きでいつでも明るく朗らかであるとか、肯定的であるとか。
だから、新納さん=ポジティブぱっと見そぐわない感じがする。
でもじっくり深く向き合うと、気遣いの人なところや、どんな場面でも前に進もうとするパワーが感じられて「ポジティブ」な人って認識になるのかなと。
新納ニキのこと全然知らないし、推しの頭の中も覗けないんで、ただの想像ですけど。
まあとにかく。
村井さんがそばにいて心地いい人と一緒に、このファーストコンサートのファーストゲストの時間を過ごせたのは、とても良かったなあと思いました(感想)
9日ソワレ ゲスト:堂珍嘉邦さん
公式お兄ちゃん!!!!!!!!
出てきて早々に、村井さんの汗を拭いてくれたのですが、拭き方がなかなか雑(顔の中央をぐしぐし)で可愛かったです。推しが顔くしゃーしてて可愛かった。
堂珍さんは花束を持って登場。
ファーストコンサートおめでとうのお花です。
なんでも「近所で買った」らしく。
村井さんは「(劇場の)近所で買った」と思ったのか、「有楽町で買ったんだ」と聞いていましたが、堂珍さんは「家の近所……いや、そこまで近くないかもしれないけど、まあそんな感じ」とふんわり答えていました。
まあ…確定しちゃうと……ヲタクは特定しに行くからな…。
その後、「ちゃんといけてね」「いけてね」「生きてるからね」と念押しする堂珍さん。「生きる…」と小さく呟いて、なるほどそこにかけているのか…となりました。堂珍さんがはけたあとに、村井さんも「ちゃんといけるよ」的なことを言っていたような気がします。
堂珍さんとの初対面は辻さん演出の「醒めながら見る夢」
辻さんは稽古初日から全部通そうとする人で、大変だった…と堂珍さんが振り返ると、村井さんも「あ、いま辻さんいないもんね。言っちゃおう。ヤバかったです!」と応じていました。
堂珍さんはこの作品が初めての役者業でしたかね。音楽があるならと出演を決めたそうです。でも辻さんに台本全部覚えてきてねと言われながらも、冒頭の数ページしか覚えないまま稽古初日を迎えたりと、かなり苦労したようです。
そんな中で、役者としてしっかりこなしている村井さんをすごいと思ったとか。
村井さんも堂珍さんに対して、尊敬の念を抱いているようでした。
高校生の時、みんな聞いていたし、自分も、ハマるとずっとそれだけ聞いてしまう癖があり、CHEMISTRYの1曲をヘビロテしている時があった、と語る村井さん。(曲タイトル失念)
そんな人に、こうして自分のファーストコンサートのゲストに出てもらって…と。
そこで堂珍さんが「あんまりそういう感じがしない」とつっこみをいれていました。
普段の村井さんの態度は、尊敬する先輩に対する態度とは思えないという話は、去年のドリームコースターでも言っていましたが、ここでも改めて。
あんまりかしこまると喋りづらい、いつもLINE通話してるときの感じで! みたいな話をしていたのはこの辺のタイミングかな。
あと普段の村井さんは変態だという話もされてました。
村井さんは「RENTの現場で、あだ名を決める時に『むらむら』でって言ってましたもんね」と、うなずきましたが
堂珍さんは「いやそれじゃなくて…まあいいや」と話題をリリースしていました。
もう、ものすごく詳しく聞きたかった……
普段いったいなにを話してるんだい君たちは…???
堂珍さんは優しいんですよ、と村井さんが語る場面もありました。
楽屋にやってきて、疲れてないか気遣ってくれたり、肩を揉んでくれることもあるそうです。
そして挟まる謎のトイレタイム!!!!!
「ちょっとアレなこと言っていい?」「トイレ行きたい」と言い出した村井さん。
「俺もトイレ行くんで中座したことあるけど、されたのは初めて」「初トイレ行ってこられる体験だよ」と言いつつも、快諾する堂珍さん。
「近くのトイレ行けよ!!」とも言ってました。
上手側に村井さんがはけるのを見送った後、ぷらぷら歩きながら観客席に「そのペンライトは村井君のグッズなの?」と問いかける堂珍さん。
自作なので首を横に振ると、「喋っていいよ」と言われて、しばらくお話しさせていただきました…。
あまりの近さと顔と声の良さにテンパりつつも、
堂「そのペンライトは村井君のグッズなの?」
寅「今回や以前の舞台のグッズではないです」
堂「でも全部似てるよ?」
寅「実はだいぶ違います!(隣の人のペンライトと並べて見せる)(見てなかった)」
寅「みんな、それぞれペンライトを買って、中身を自作してます」
というようなことを伝えたのですが、力足りず…!
堂「ごめんね。すごい説明してくれてるけど、わかんないや」
と、しょぼん顔をさせてしまいました。
そんな顔もかわいいいいいいいいいいいいちゃんと伝えられなくてごめんなさい聞いてくれてありがとう無理可愛い…かわいい……。
そもそも、オタクじゃない方なので「ペンライトがどういう構造で、なにを自作してるのか」を知らなそうでした。
多分普通の人は「家で印刷できる透明のシートがある」or「印刷したものをシールに転写できる」ことも知らないでしょうしね…。
実は手元で、自分のペンライトを解体して、シートを引っ張り出していましたが、そこまで説明しきれず…。
気づいたら推しが上手側からのんびりこちらを見ていて吹きました。
お前…いつから見ていた……??
二人で歌っているときに、堂珍さんが急に村井さんの譜面をものすごくめくり、村井さんも一緒になって…という一幕もありました。
堂珍さんが、村井さんを気遣って譜面をめくったのに、村井さんもさわっちゃって…という風にレポしている方もいたのですが
私からは、その直前のRENT歌唱で、堂珍さんが入りを間違えかけたように見えたので
・今回のRENTはカットやパートわけの調節がしてあった
・若干歌詞か順番が飛んだ堂珍さん
・近くにあった村井さんの譜面をみようとする堂珍さん
・村井さんはタイトルが並んでいるあたりを開いていた
(村井さんはタイトルの読み上げか、10日追加公演で、普段歌わない曲を歌う時くらいしか譜面を見ていなかったです)
・慌ててめくる堂珍さん
…という認識でした。
まあオタクが推しの動きを勝手に解釈してるだけだから、実際のところはわかんないね!
それはともかく。
ちんむらは距離感が近くて、本当に兄弟みたいで可愛いなあ……と思いました!!!!!!ありがとう!!!
10日追加公演 ロジャーの歌
ゲストがいない公演だったので、村井さんが追加で2曲歌ってくれました。
絶対に自分が演じることはないけど、好きで歌ってみたい歌ということで、RENTのロジャーの「One song glory」と「Your eyes」を歌ってくれました。
この「演じることはない」は、過去のロックスターというキャラクターや、これまでに演じた人たちと傾向が離れているので、オファーやオーディションもきっとない、っていうニュアンスで自分は聞き取ったんですけど、どうなんでしょうね。
実際の歌唱を聞いて、
いやっ……やってほしいが…????
なんでやらん??? やれ??????お願いします
となりました。
高音域も強い!
歌詞に感情を込めるのが上手い!!
アコースティックに始まるところも、ゴリゴリに響かせるギターにもあう!!!
「愛してる」のぽつぽつと、でも気持ちの響く声が好きすぎる。
「ミミ……」と名前を叫ぶところも聞き心地がいい~~~!!!!
実際に芝居をしたら、孤独や痛みが強く感じられて、見る人の心をつかむロジャーになりそうじゃないですか? ガチ恋必至ロジャーの新機軸ですよ(?)
東宝さん、見ッてるー?!!
村井ロジャー、ガチでありですわ。
もちろんどういう路線で売り出していくかは、今後のキャリア形成にも関わることなので、個性や色が見えないくらいなんでも出来ることがいいことなのか?演技に徹すべきではないか?という考え方もあるとは思うんですけど!(杞憂民オタクの早口)
推しが望むものに、せめて手を伸ばせたらいいなと思うわけです。
今回ギターとして入って下さっていた方は、RENTの初演にギターを担当されていたそうで。
そんなすごい方の伴奏で歌えて嬉しいというお話もしていました。
歌ってみたいけど、堂珍さんも呼んでる9日にやるのはなあ…と思っていたので、こうして追加公演をさせていただけることになって、この歌を歌うことが出来て良かったです。
と、はにかむ村井さん。
尊すぎました。
子どもたちの歌
自分の容姿がこんな感じなので、子どもの役が来ることも多いんですよね、と話を振る村井さん。9日マチネは身長にもふれてたかな。
それは置いといても、柔和で優しい雰囲気もある村井さんは、いい人・いい子の役が確かに多めですね。
そんなわけで、子ども役として出演した作品の曲を、2曲続けて歌われました。
シャンカールの魂(スラムドッグミリオネア)
失語症で皆がわからない言葉を喋っていたシャンカールが、死んで魂になった後に、母親への思いや記憶を振り返る歌。
美しいファルセットが響いて、本編で聞いたとき同様に心がふるえました。
9日ソワレはやや歌いづらそうで、音が上手く出ず首をひねる様子も見えたのですが、10日追加公演では伸びやかに歌っていて心地よかったです。
10日の方は、若干リバーブが強かった気がしますけど、実際どうでしょうね。
元々この曲はマイナーコードでしたが、曲が大人っぽい印象になっていたので、半音あげてメジャーにしたそう。
話せなかった少年が、初めて語る純粋な気持ちが、ちょっとおとなっぽいのは違うなと感じたようです。
元のメロディで実演してくれましたが、村井さんの声もやや太くなっていて、確かにだいぶ印象がかわりました。
ハピネス(きみはいい人チャーリーブラウン)
物語の最後に全員揃って歌う曲。
めちゃめちゃ可愛かったー!! くりくりの金髪村井チャーリーを思いだしてほっこりしました。
この歌もメジャー進行で、明るくて可愛い印象になっているそう。
村井さんがこの歌で好きなのが、「手をつないで帰ること」の歌詞。でも今回は、一人で歌唱することもあり、削ってしまったそうです。
その一節も好きだけど、この歌全体も、子どもたちの感じる、日常の些細な幸せがたくさん詰まっていて大好きなんだ、とほっこり語っていたのが可愛かったです。
駅で、ご両親とつないだ両手を軽く引っ張ってもらって、ぶーんとジャンプしている子どもを見ると、いいなあ!となるそうです。元々子ども系の話に弱く、アニーも冒頭の「ママー!」で泣けるらしい。
実は私は、未だにアニーを見たことがないので、今度見に行って「ここで?!」とビビろうと思います。
大人たちの歌
無垢な子どもたちも、成長すれば暗さを持つ大人にもなる…
そんな振りをしてからの、大人たちの歌2連発です。
最後の手紙 直貴ver.(ミュージカル手紙)
犯罪者となった兄に対して、自分の家族を守るために、縁を切ることを宣言する歌。
最後の手紙なこともあり、兄を思うが故に伝えずにいた事実を、淡々と記していく歌詞なのですが、村井さんの穏やかだけど寂しさのある歌声と、優しいメロディから、「最後の手紙です」と最後通牒を突きつけるところへ重いメロディへ変わっていくのが、ミュージカルの醍醐味を感じさせて素敵でした。
この作品では、spiさんと共演していました。spiさんとの初共演はRENTで、その時点でポテンシャルの鬼だったと言っていましたね。
今spiさんはシュレックをやっているので、それも見に行きたいなあとも。
7/13に行ったようです(インスタのストーリー更新より)
公演中、約束したわけではないけれど、舞台上では冒頭の兄弟の日常シーンを除いて、お互いに目を合わせないようにしていたとのこと。だからこそ、最後に「最後の手紙」を歌い、spiさんを見ると自然と涙がこみ上げてきていたそうです。
大人組の曲はどちらもマイナーキーで、「最後の手紙」と「デスノート」はそれぞれの最後と頭が同じ音でしたっけか。なので、そのままつなげて弾くことも出来るけれど、あまりにも恐ろしい響きになったので、コンサートでは少し間をおいて弾き始めることになったようです。
村井一帆さんがピアノで実演をしてくれましたが、実際なかなか恐ろしく…
村井さんご自身も「絶対この手紙ノートに書いてるだろ!」とつっこんでいて笑いました。
デスノート(ミュージカル デスノート)
大好きだー!!!!!!ありがとうございます!!!!!
生バンド&良音響で聞けてめちゃくちゃ嬉しい…。
大人組は照明も綺麗でしたが、デスノートは特に、まだ心が綺麗で、殺人の力に戸惑いながらも、自分の出来ることを考える月くんの静謐な青から、決意を固めて燃え上がる赤への照明の変化が美しく…
デスノート自体がリンゴの赤をテーマカラーにしていることもあり、ペンライトはずっと赤色で振っていましたが、それもまた冒頭の青とのコントラストがあって、美しかったです。
歌唱も良かった…上手い……良い…。
照明のくだりでも説明した月くんの変化は、原作漫画では1話でなされるのですが、ミュージカルも1曲で表現されていて、その感情とメロディの緩急を見事にとらえて描ききっている歌唱でした。
ドリームコースターで聞いたときよりも、さらに良くなっていたかも?
「負けるものか」の部分は、前の歌い方から音が下がっていて、それはそれで決意が感じられて良かったです。
あと最後のね、ロングトーンからのがなりね!!!!!好きです。
これがものすごく好きなのですが、本公演でやって以降、デスノートを歌う場面でもあまりしていなかった気がするので、久々に聞けて嬉しかったです!!
9日シークレットゲスト 六角精児さん
シークレットゲストでーす、と出てきた六角さん。
マッッッッッッジで想定していなかったので、かなり驚きました。
9日ソワレで「シークレットゲストをお呼びしたいと思います! 皆さん驚くと思いますよ」みたいな村井さんの言葉に対して「おー?!」とリアクションしたら、「ハードルあげてるわけじゃないですから!」と言われてちょっと笑いました。
いやでも実際、メインのゲストがいるので、プラスしてシークレットゲストが出るとは思わなかったですし。
その人選も、全然匂わせもしなかったので。
こんな…すごい…テレビで見たことある人………
なんで?(???)
六角さん曰く。
村井さんと会ったのは、今日で2回目(!) ソワレで3回目。
移籍したばかりの頃、一度事務所で会ったきりだったそうです。
ただ、マネージャーさんがかぶってる?こともあり、予定の話をしているときに「その日は村井さんが○○だから…」と言われる為、なんとなく予定や活躍は把握していたらしい。
そして「村井さんがライブやるから見に来なよ」と言われ、そのうちに「見るなら出なよ」的な展開になり、最終的にシークレットゲストになったようです。
聞いてもなにがなんだかわかんないですね。
いやでもなんか、すごい先輩と一緒に並んでる村井さんを見ると、事務所を移籍したんだなーって実感が出ますね。
前の事務所の人たちも大好きで、舞台とかも見ていましたが、年上でキャリアが違う方というのはいなかったので、とても新鮮です。
六角さんが、村井君は新しい事務所でばりばり活躍してるよ!と言って下さったので、嬉しくなりました。
「鑑識役もやるかも」と米沢さんジョークも出て、村井さんが「いやいやいや」となる場面も。
こんな風にライブも出来るんだから、曲も出せばいいのにと六角さん。村井さんは、いやあ~という感じで、そのまま、六角さんはたくさん曲も出して、ライブもやってるんですよね!と返していた気がします。
いや流すな。曲を出せ。
六角さんはご自身のライブの話もしてくれました。
飲み屋で歌ってるとか、自分も客も飲んでて、前は飲み過ぎて記憶がなくなったとか、このコンサート並に女性が多いことはないとか。
あと最前列の?客が、普通に話しかけてくるので、俺は百人のお客さんに向けてライブをやってるんであって、あなただけの為じゃないと言った、という話もありました。
私もですが、村井さんにとっても新鮮な話だったらしく、興味深そうに聞いていました。
9日ソワレかな。
六角さんが「俺のことどう思ってるの?」と話を振っていました。
村井さんが「唯一無二の個性を持つすごい先輩です!」と元気に答えたのに対して、「好きって言わないんだ」とすねたようなそぶりをする六角さんが可愛かったです。
ほぼほぼ面倒くさい彼女で…笑
トークの後、六角さんは1曲披露。
マチネでは「DIESEL」
ソワレでは「お父さんが嘘をついた」
「DIESEL」は爽やかで哀愁のある曲で、とても素敵でした。
「お父さん」は尿酸値の印象が強いダメダメな感じの男の曲で…昼間の曲が爽やかすぎたから変えたと言っていました。
スタッフさんが持ってきたコードを、自分でギターに装着したりと、なれた様子で1曲歌ってくれた六角さんは、とてもかっこよかったです。
村井さんも、自分で楽器を弾きながら歌ってかっこいいな、あこがれるなと、しきりに言っていて可愛かったです。
10日追加公演 トークタイム
シークレットゲストのいない10日追加公演では、村井さんのトークタイムがありました。
村井さんは、しばらく立ったまま話していました。ここなんの話してたかな…。
その途中、ふと「トークタイムにすればいいのか」と気づき、村井一帆さんに「たしかここがトークタイムですよね」と質問。
そして村井一帆さんに「なんで僕に聞くの」と返され、「困ったときの村井さん」と答えていました。
ほっこりタイム。
スタッフさんにイスと抽選ボックスを出してもらい、着席する村井さん。
抽選ボックスには、事前にTwitterで募集した質問の中から抜粋したものが入れてありました。
ひいた後のくじは、ボックスが置かれた小さいテーブルに積んでいたのですが、くじの紙自体が大きかったこともあり、途中で山が崩れていて、なんか…可愛かった……そういうふんわりしたポンってめちゃくちゃ可愛いですよね。命を感じる。
質問の順番は適当です~~~~(忘れたから~!!!)
質問 得意料理
コロナ禍を機に自炊をするようになったとのこと。
得意なのはキノコと納豆のパスタ。フライパン一個で出来るから楽、らしいです。
あと、キノコと野菜の鍋も冬場はよくしていたそう。でも白菜とかがどうしても大きく、一人前の分量に調節するのが難しいため、結局翌朝も食べているという話をしていました。
あと味噌炒めも作るって言ってましたね。
昔、福岡であったカレンダーイベントでは「自炊はあまりしない」「(最近作ったのは)ナポリタン!」と言っていたので、変化を感じました。
ちゃんと体にいいものを作って食べている…。
質問 first○○
ファーストコンサートになぞらえて、最近あったfirst○○を教えて下さい、という質問でした。
これめっっちゃ悩んでましたね!
全然思い浮かばず…しばらくうなった後「あ! インスタグラム始めました!」
先日の誕生日を機に、インスタグラムを始めた村井さん。まだ操作がおぼつかず、友達に「これは押していいの? だめ?」と聞きながら、いろいろ覚えている途中だそうです。
うっかりDMに既読つけちゃっても大変ですしね…。
でも精力的にストーリーも使いこなしているので、とてもえらいなと思いました!
質問 きらめく星座の旅公演
ついこの間までしていた、きらめく星座の地方巡業のお話です。
福島は舞台への熱量が高くてすごかったそう。これはTwitterでも言ってましたね。
#きらめく星座
— 村井良大 (@ryota_muraidesu) 2023年5月30日
福島2日目が無事に終演しました。
福島のお客様は元気が凄いです❗️エネルギッシュで、でもじっくり観てくれて、こちらもたっぷりエネルギーをいただいております!
ご来場ありがとうございました!
暑くなってきてTシャツデビュー☀️ pic.twitter.com/9DIcvI5z2l
北海道もいろんな町を巡って面白かったそうです。
東京はこう…(スン、とお座りする)静かにおとなしく見ているけれど、ほかだと普通にテレビを見ているときのノリで、かなりおしゃべりが多い、という話をされていました。でもそういった、気楽に楽しく見るのもとてもいいと、おおらかに語っているのが印象的でした。
神奈川公演でのある一幕。
正一が岩手からオデオン堂に帰ってきた後、戦争で父親を亡くした子どもの言葉を口にするシーンがありまして。
「『町さ行って、とうちゃ買ってきてけろ』……ってさ」というせりふを、演出の栗山さん指示により、「けろ」を立たせて(目立たせて、印象付かせて)言っていたそうです。
神奈川でもその通り、「買ってきて『けろ』」と言ったところ、観客が「けろ…」と呟き。
それを聞いた村井さんは、そのあと「…ってth」と噛んでしまったそうです。
それをまとめて「俳優も、そういうおしゃべりを楽しんでるので」と言う村井さん強いな…と思いました。ほんまおもろいなこの人…。
質問 35歳の抱負
35歳の抱負は「ダラける」とのことでした。笑
村井さんは割と、端から見ると緊張していないように見えるタイプなのですが、本人は結構緊張しているらしく。今後は上手く力を抜くタイミングも作っていきたい、という話をしていました。
席に着いているときに力を抜くにしても、頬杖を突いたり、突っ伏していては、さすがに態度が悪い。さぼっているのがばれてしまう。
上手いポーズはないかと思案して見つけたのが…
と、ここで立ち上がり、イス(背のあるシンプルなスタンドチェア)の後ろに回りました。軽くかがんで、座面に両肘をつき、胸の前で指をくんで、その指の上に顎をのせる村井さん。
こういうやつ。
「このポーズなら、さぼってる感じじゃなくダラけられるんですよ!」
と主張していて可愛かったです。
なんかそれディズニープリンセスがやってなかった??????
ファンの方からの希望もあり、上手・下手のみなさまにもポーズを披露していました。かわいかったね。
それを見た村井一帆さんに「今度それやってたら、『あいつダラけてんな』って思うから」と言われていました。実は、生きるにも村井さんは参加するのです。
村井さんが、イタズラを見つけられた子どもみたいに、あっ!てなってたのが可愛かったです。
ロンドン旅行の思い出話
質問用紙が終わった後、「これも話してほしいという希望が多かったので」と、今年の冬に行ったロンドン旅行の話をしてくれました。
7泊5日全てマチソワした…つまり、1日2公演の舞台を見て回ったそうです!
オタクすぎる!!!笑
大変は大変だったけど、せっかく行ったんだから、思い切り楽しまないととそれだけ詰め込んだそうでした。オタクの理屈ですねそれは。
とても面白かったのはTHE BOOK OF MORMON
『THE BOOK OF MORMON』
— 村井良大 (@ryota_muraidesu) 2023年2月23日
爆笑🤣笑わない時間がないくらい笑いのオンパレード!ダンスだけで笑ったの初めての体験!下ネタ、悪口、言葉遣いの悪さなど、ひっどい作品。(←褒めてます)主演の #DomSimpson がスーパーマン役が似合いそうなくらいのイケメン❗️#StevieWebb も天才…TURN IT OFFは名曲🤣 pic.twitter.com/apQ2i8NWzh
制服を着た有能な美形とちょっと抜けた男のでこぼこコンビが、外国に宣教に行く話で、常に面白くて、ダンスすらずっと笑っていたそうです。
歌の力に圧倒されたのはTina
『Tina』
— 村井良大 (@ryota_muraidesu) 2023年2月23日
今まで観た中で最高のミュージカル。特に主役の #KristinaLove がヤヴァい。無双。次元が違う。大天才。延々と八百屋舞台でヒールを履き激しく踊り走り芝居し、最後のカーテンコールまで心震えさせる大熱唱。
演出も素晴らしく様々な心情に重なる仕掛けが多いのも魅力的。いやほんと文字数。 pic.twitter.com/UCpIiq4rPA
もう本当にすごくて…と、とにかく感動した様子でした。エリアンナちゃん50人分くらいらしいです。はんぱない。
諸々が許すなら追いチケしたかった、と言ったのはこの作品かな? 普通にオタク用語使いよる…と思いながら聞いていました。
ものすごく怖かったTHE WOMAN IN BLACK
『PHANTOM OF THE OPERA』
— 村井良大 (@ryota_muraidesu) 2023年2月20日
豪華絢爛なセット、パワフルな心震わす歌、どこを切り取っても素晴らしかったです❗️
『THE WOMAN IN BLACK』
久しぶりにこんな怖い舞台観ました…。あの音、もはやトラウマ…。台詞まわしやニュアンス、芝居力。2人のキャストのセンスが抜群でした。 pic.twitter.com/ezjC0Fm4ON
タイトルを忘れていて、「なんだっけ…あの……ブラック!」と言っていたのが可愛かったです。
本当に怖かったという話の中で、観客席のにぎやかさにまたふれていました。
隣の学生さんがガチビビりしながら「来るぞ…来るぞ…来るぞ……うわぁあああほら来たぁあ!(※実際は英語、村井さんも英語で言っていた)」と口にしていたのが良かったそうです。
そしてメインはBACK TO THE FUTURE THE MUSICAL…!
3年越しの夢を叶えました。#BACKTOTHEFUTURE THE MUSICALをロンドンで観劇!もちろん正装で。
— 村井良大 (@ryota_muraidesu) 2023年2月18日
爆笑・興奮・感動が延々続く至極のエンターテイメント✨
映画に忠実で舞台版ならではの迫力と映像効果で製作者の愛を感じました…😭👍
特にドク役の #RogerBart が客を笑わせっぱなし、流石すぎました! pic.twitter.com/uqj3hJEE9h
マーティのコスプレで行ったため、結構声をかけられたりしていたようです。
作品自体は割とエンターテイメント寄り?(なんかもっと違う表現してた気がします) 本編をなぞりつつも、コミカルにショーアップされて、観光客も気軽に見られるような感じだったようです。作品の知名度が高いので、そういう振り方が出来たのかもしれません。
スケートボードチェイスのシーンは、諸々の関係で学校内での逃走劇に置き換わっていたそう。
でも名場面である時計台のあたりは、本当にそのままだった、と語っていました。よく見るあの、デロリアンが残した炎の2本線も完全再現!
デロリアンも舞台上を走り回っていて、どうやっているのか興味津々のようでした。
そんな流れで…
Power of Love
BTTFよりPower of Loveを披露!
声の力強さと、レトロなロックのパワーがばちばちに合っていて、マジでかっこよかったです!! 聞き込んでいるだけあって、原曲にかなり寄せてあったように思います。
トーク中に不意に口にする英語も自然で素敵でしたし、こうやって歌ったときも綺麗なので、もっと英語の曲も聞きたいなーとなりました。
戦国鍋メドレー
そして最後に~
戦国鍋メドレー!!!!!!!!!
いやもう…ぶちあがりました……!!
ファンの需要をおさえている…!!
ミスター戦国鍋とも呼ばれる村井さんですし、やはり鍋曲はずせない作品だとは思いつつも、コンサートと銘打っているし、まるっとミュージカル曲にするのかな…?とも思っていたので、最後の最後でかっこよく決めてくれて嬉しかったです。
村井さんだからこそできる構成だったと思います。
鍋曲の最高のメロディが今の歌唱力とあわさると、これはもう暴力的な魅力になりますね。昔も上手かったですが、今も最高です。
シチガタケの七本槍
かーくんの名乗りのところで自分の胸を叩いて「俺だぜ!」とやっていたのが可愛かったです。
それを見て「フーッ!」と声を上げたところ、ウィンクぱちん!としてたのもよかった。
そのウィンクおれにくれよ!!!!!(かすりもしない方向にしていた)
討ちたいんだ
ファンの皆さんが、的確にコールと振りをしていて大変テンションがあがりました。村井さんもしきりに「みんな覚えててすごい!」と感動していましたね。
9日ははっきりとはやっていませんでしたが、10日追加公演では「討ちたいんだ♪」の袈裟懸けに切る振りを、村井さん自身もやっていて、オタクの振りを見て思い出したのかな、嬉しいな…となり胸が熱くなりました。
BAKUFUって統べろう!
冒頭で終わる。まあ始めちゃうと15代ありますしね…。
のんびりインターバル曲でした。
シマバラン伝説
大矢野が…天草四郎を乗っ取って……(?)
センターでバリバリに輝いていて良かったです。
コールを求めてくるそぶりも可愛かった!! でも「印象変わるよ~」しか思い出せず、その1個前を毎回落としてました。タイミングが心底難しい…
GO!天正遣欧少年使節
これもちょっと振りをしていて可愛かった! ミゲルのところで胸を叩いていたかな。
あとラップをフルで聞けたのが嬉しかったです! 「リスボンまで二年ハァン!」も、ほかのパートも全部やっていて耳福でした。
敦盛2011
昇天した人いない? 大丈夫?
蘭丸がいないので、1人でずっと歌っていたのは可愛いやら切ないやら。「小姓の耳元で」など、蘭丸パートが若干ふんわりしていて、やっぱりずっと歌っていないにしても、自分のパートは体になじんでいるんだろうなーと感じました。
「君だけだよお蘭」で指さしもらえた! 気がする! 単に関係者席前のどセンターに座ってたからな気もします。でもときめいた~。
怒濤のラストメドレーで頭とペンラを振り散らかし、テンションがあがったまま、コンサートは終わりました…。
アンコール 藤井風「帰ろう」
からのアンコール!
「アンコールってコンサートって感じで嬉しいですね~」とにこにこ帰ってきたのは10日でしょうか。めちゃ可愛かったです。
2020年にいろいろあったなかで、ふとラジオから聞こえてきて胸打たれたという曲です。
これに関しては中村橋之助さんとのpodcastでも話していたと思うので、興味があったら是非。
前編か後編かは忘れたので自分で確認してください…。
元の曲も大好きですが、村井さんの声で歌われると、体に染み渡る速度が違うなと思いました…。好き×好きの浸透圧。
「それじゃ それじゃまたね」の、カットしていくようなリズム感ある歌声も本当に良かったですし、
「帰ろう」のゆるやかにのびるところも好きすぎる…。
「あぁ今日からどうやって生きてこう」
メロディエモい、声いい……
でも
オタクはみんな闇落ちした目で「どうやって生きてこう……」ってなってるよぉお!!!
待ちにまちまち待ちまくった推しのファーストコンサートが終わっちゃったよぉおお!!!!!!
やだやだまだいっぱい聞きたい…
また是非やっていただきたい……
そんな夢を頼りに、これからもがんばって生きてこうと思います。
短め感想
今回のコンサートは、村井さんが初めて「村井良大」のまま一人で歌うコンサートでした。
ドリコ等でゲストとして数曲歌うということはありましたし、ファンミーティングで短いメドレーを披露してくれたことはあったのですが、こうやって自分でイベント自体の企画や構成をして…(追加公演は特に)ファンの方たちに囲まれて……というのは初めてで。
そんななかで改めて、ご自身と、キャラクターと、歌とにいっぱい向き合って、そしてファンのことも考えて下さって、最終的に、こんな素敵なコンサートを届けて下さったのは、本当にありがたいし嬉しいことだなと感じました。
チケットが全然とれなくてソウルジェムが濁ることもありましたが、なんだかんだご縁をいただいて全部見られて良かったです。
推し~!!
推しの周辺のみなさま~!!!
ありがとうございます~!!!!!
どんぶり抱えておかわり待ち続けます!!!!!