来て、見て、書いた。

自ら足を運び目にしたものを書く方向性。

RENTの終わった月曜日

RENT東京楽、おつかれさまでした!

 

まだ東京楽を迎えただけではありますが、うっかりRENTロス状態です…。RENT見たいよー見たいよー。

ロスも気候もあって、ポンコツ具合がひどいのですが、あずきバーの硬さに感動して、あずきバーで自分の手を殴打してしまい*1、地味に打撲になりました。すごいねあずきバー。かたい。すごい。

 

うっかり感情の栓があいたままで、躁鬱気味なんですが、昨日一昨日見た作品を思い出すとメソメソしてしまいます。あのシーン良かったーとか。

そーちゃんエンジェル、今年も真面目に生きてる君に、「生きてる」って答えてたなぁとか*2

真面目に生きてる君も、たまーにChristmas Bellsでエンジェルとコリンズを羨ましそうに見つめてるんですけど、そう言う時は最後の小ベルズ*3で、岡本君*4と視線を交わして、足にもたれてどこか嬉しそうに「その内、いつかね」って歌うんですよ…彼らの1年もきっと愛で数えられている…。うっ。最高すぎる。

 

村井氏が、初日から変わったような変わってないような、変わったとしたら、今の僕たちをアンディが見て良いって言うかな?みたいなことをビジボ日記で言ってたんですけど…。

RENTって、Loveはもちろんのこと、Criationも常に傍にあって。むしろLove=Criationで。確かめながら確かに創り続ける行為そのもの、観客の目に触れ熱を交わし続けることは、RENTを体現してるんじゃないかなと。

アンディの言葉を勝手に決めるのはアレなので、私個人の意見ですがという但し書きをつけちゃうけど、初日から確かに変わったけど、軸にある愛は変わってないし、やっぱRENT好きだなぁって相変わらず思いながらも、新しいところに気づき続けられて……幸せです。この作品に会えて本当に良かった!!

 

考察という名の妄想中毒患者なので、そーゆー話ほんとしちゃうな! でも2015と違って、もっとマークの気持ちを感じてる…と思う。

2017のマークは、怒りも見えて好きです。憤りであったり、嫌い!って感じだったり、たまらない様子だったり。

ホームレスへの当たりが強い…2015もやってたっけ…ステージセッティングの時になんかしてたのは覚えてるけど、あんな喧嘩腰じゃなかった気がする。ベニーみたいに見下してるわけではないんですけど、ホームレスからの明確な攻撃に対しては、しっかりと感情を向けてる感じがします。Goodbye Loveのロジャーとのやりとりも本当に熱く鋭くて…互いに言い合う言葉が、自分自身に投げかけてる言葉でもあるんだなと思えた。

 

前楽の昼は、明治座で「ふるあめりかに袖は濡らさじ」を見てたんですが、藤吉どんにお園が言う「女が男を支えるのが仕事なら、男は女の胸に火を灯すのが仕事さ」みたいな台詞がめっちゃLight My Candleでした。玉三郎さん版のは見てたのですが、藤吉どんが良いやつ*5で…志士達に諸々バレるところも綺麗にまとめてあって、ややこしさが薄れて、口当たりはライトなんですけど、亀遊さんの恋が綺麗で切ないだけに、お園の最後の「亀遊さんは、寂しくって…」の台詞が響いて泣きました。構成もだけど大地真央さんも本当すごい…明るく振舞って見せるんだけど、あの場所から逃げられない悲しさ、どうしようもなさも抱えてるのがひしひしと伝わってきた。

あと唐人口の女郎達のこと思うと泣けて泣けて…衣装も見せ方も、エリザベートのマダム・ヴォルフのコレクションみたいで可愛いし、コミカルなんですけどね…そう生きるしかなかった子達のことを思うと辛い。歌も良かったです。

 

ツイッターで一瞬愚痴ってすぐ消したんですが。なんか「俺、通だから、前の作品も見てんだぜ。よくわかってんだぜ」みたいな人って、なんで「話が端折られてて、わかりづらくなってるー」って必ず言うんですかね?! おんなじ形じゃないとわかんないの?? ふるあめりかでもRENTでも聞いて「字数しか数えられないのによくもまあ偉そうにほざけますね??!」と内心怒ってました。再演してたり、違う版がある作品は絶対湧いてくる。一太郎くらい脳みそに搭載してから喋ったら良いのにと思ってます。耳が潰れて、声とかが聞こえなくなると嫌なので、観劇前はイヤホンしない主義なんですけど、劇場に近づく前からはイヤホンした方が心に良いかもしれない。もちろんノイズキャンセラー付きで。

実は、ふるあめりかに感想で私が書いてることも、端折ってる部分に触れてるんですけど。なんで端折ったか?それでどう構成が変わったか?何を意図して行われたか?その結果は?それに対して自分がどう感じた?心は動かされたか??ってとこまで考えたいと思っていて。創られたものへ、自分が表す敬意の一つの形がそれで。全然拙いし、まだまだ至らない部分は多いけど、でも妥協はせず考え続けたいし、言葉に振り回されて心を麻痺させたくないとも思ってる。

他人に、考察してないのは浅い!!泣かないのは感受性がない!!!ってのたまうのもクソだと思うし、それは言わないんですけど。

「考察してるフリしてドヤってる」のはやっぱおぞましくて無理なんですよ。自己愛の匂いしかしない。泣ける自分大好きちゃんより無理です。私の好きなもので角オナして精液ぶちまけないでくれ。マークなら許すけど。La vie bohemeでぶちまけたものを顔に擦られてて、ふふっとしました。

 

躁鬱感のとてもある文章を書いてしまった。わりとわーーって考えて、一人で怒って、途中でメソメソして、飽きて、遊んで、寝て、書いて、ご機嫌になるタイプです。

気が変わったら、怒ってる部分は消す。読み返して思い出し怒りするのも面倒なので。

 

えーん。

RENT見たいよう。

RENT→1.賃貸、2.分裂…みたいな意味で。でもどちらにしても、自分がいて、相手がいて、ようやく成り立つ言葉で。生きる全てがRENTってのも、借りっぱなしじゃなくて貸してる部分もあるわけで。

だから、映画ももちろん素晴らしいけ、舞台っていう、観客と演者がいて、リアルタイムに想いや熱を交換しあえる世界だからこそのキラメキもあるんだろうな。と、思うわけです。

おしまい。

*1:すげーー!硬い!!ガンッ(殴打)!痛い!!って1人でやってた

*2:2015では、「生きてる」と言った回と「私も」と言った回があった。泣いた

*3:ホームレス達がクリスマスソングを歌うところ

*4:あのシーンではヤクの売人なんだろうか。違うと思ってたけど、そうだとしたらそれはそれでいい。彼にも優しい部分がある…

*5:玉三郎版の藤吉どん、無責任で悪いやつだった…