Tida-Tiger

好きなものだけ好きなだけ。

きもの展に行ってきたよ!

 

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ギリギリ駆け込みで行って参りました!

拡樹さんのグッズの追加が告知され、それの代購に駆り出された次第です。笑

元々行きたいと思っていたところに、こういう形で背中を押していただけたので、大変ありがたかったです。

 

先におつかいの品を購入~! 売り切れてなくて良かった…!!
あと自分用に図録と、信長公の羽織柄のポーチと、拡樹くんが着ている着物柄のハンカチを買いました!

図録は後で買った方がいいよ…と言われていたのに、いや、いけるのでは???という謎の自信によって買い、持ってみて後悔しました。

いけなかった。

めちゃめちゃ分厚いしほとんどフルカラーだし超重い。

資料性高すぎるので、漫画描いたり小説書く人は持っておいた方がいいガチで。ここまで時代に沿ってまとまってるのそうそうない。

でもめちゃ重かった。

たださすがは東京国立博物館…100円玉が戻ってくるタイプのコインロッカーがあった…
リュックサックで来ていたので、ほかの方の邪魔にならないよう全部詰め込んでから展示を見に行きました。

 

館内寒いよ~って言われてたので、上着を手に持っていたのですが、着ないで回りきりました。

多分、熱中症になりかけてた

めまい立ちくらみとやばい汗。見ながら、眠るように意識を失いかけそうになる。やばかった。でもその後の予定があるのと、たくさんの着物の情報と、あとキンキンに冷えた館内のおかげで持ちこたえました!

迷惑かけずにすんでよかった~!

 

そして展示……見に行った甲斐……超絶あった!!!

ありまくりでした。

様々な時代の着物が展示され、その風俗の歴史や移り変わりを思い浮かべることが出来ました。

時間があったら、ナビを聞きながらもう一回回りたかったな…! ボイスだけでも図録を見ながら聞きたいです。

31の小袖 黒紅綸子地若松小花鹿紅葉模様は袈裟懸けに三角形の模様が鋭く入っていて、獣の爪や牙を思わせました。鹿としか書いてないからわからないけど、振り向いて鹿を見ている狼がいるような気がしました。

商家の子女の花嫁衣装や花魁の着物と、武家などの歴史ある図案の着物の対比が好きでした。
148の三揃振袖 橘草子模様、本の柄の花嫁衣装は正直着たいなと。そういう図案があるんだなっていう驚きと、趣味と…。

あと183の懐紙挟 金地楓雀模様の、和宮さまの持ち物に施された雀の顔が、割と鷹だったのが可愛かった。

184の陣羽織 黒鳥毛揚羽蝶模様は信長公の羽織! かっこよかった。もふもふしてた。結構手間がかかっている。

ほぼ向かいに、拡樹くんが着ていた着物の大本である、187の振袖 白縮緬地衝立梅樹鷹模様が置いてあってフフ…となりました。

火消半纏のポップさもホント好きで…なんだかんだ田舎のヤンキー文化の基本って、こういうところからしっかり継承されているんだなと思いました。図案集もそうですけど、その図案だけでなく、それへのかっこよさを感じる感覚が、後世に残ってるのが面白いですよね。

近世のもモダンで可愛かったな~。個人的に最近のアート着物はあんまり刺さりませんでした。
なんだろうな、昔の着物って、実際に着て、生活していた名残があって、その当時の風俗の香りがあるのが面白かったんですけど、最近のだとあんまり生活に直ではないからかな、と思います。
普通に綺麗だしすごいなーとは思ったんですけどね。

 

ギリギリでしたが、無事にいけて良かった~!! 素敵な催しに行くきっかけをくれた友達に感謝です。
上野割と近いな~と思ったので、今後もまた面白そうな展示があったら、気軽に行きたい気持ち。

暑い日は避けて…
(この後、椿山荘のディナーに行き、そのままガッツリ夏休みをキメようとするも、諸々の負債により抑うつになり、休みの8割を泣きながら寝てすごした)