Tida-Tiger

好きなものだけ好きなだけ。

あの時に、と思う金曜日

LLL東京千秋楽おめでとうございまあああああああ!!!!!

この一ヶ月間楽しかった。本当に。ありがとう。

 

 

LLL東京千秋楽

ミュージカル『ラヴズ・レイバーズ・ロスト-恋の骨折り損-』

東京公演終わっちゃったよ~~~~さみしい。でも本当に楽しくて素晴らしい作品でした。

コスタード役の遠山さんも、観客と一緒に創った作品だなってお話をされていて、本当にな~って思いました。私が行った日は大体にぎやか(まず自分も歓声を上げるので)な感じだったので、余計に。もちろん役者の皆さん、スタッフの皆さん、バンドの皆さんが物語なんですけど、そこに観測者がいるかいないか、それが物語に反響するかっていうのはやっぱ重要だなと。

もちろん、じっくり見て、考えて、自分の中に刻み込む物語っていうのも、役者と観客には必要だと思いますけど。それだけじゃなくて、楽しいな~~って出来る物語があるのは良い。

村井氏がブロードウェイの舞台に行ったときに、客席にビールの売り子さんがいたって話をして、それに対して「(日本人の感覚では)不思議な」っていう風に言っていたのが印象的だったし、そういう作品も増えていったらいいねって話をしていたのも好きだなあと思いました。そんな話は、キム恋の時とかもしていたので、今後順調に増えていくといいな。

各キャストの千秋楽挨拶なー。ものすごくうろ覚えだけど一応書いていくか…順番は微妙に間違っている気がします。

 

ボイエット:一色洋平
何か楽しそうだった…可愛かった…ちょっと泣きそうだった気がする

モス:石川新太
チューバソングで使っていたウクレレ?装備。イントロをつけたり、言葉の中の「アイ」に合わせて弾いたりしていた

ダル:加藤潤一
石川君の後にやるのしんどいんだけど!? と言いつつしっかり挨拶。

コスタード:遠山裕介
お客さんと創ってきた作品だった、と言う話と感謝をしっかりと述べられていた。あと静かな日もあった。自分の前説にかかってる部分もあるから、いつも試行錯誤していた、みたいな話もしていた。

ナサニエル:ひのあらた
コスタードに、言おうとしたことを全部言われてしまって真っ白。「かくかく」くらいしか残っていない(劇中で歌う鹿の死を悼む歌)

ホロファニーズ:木村花代
Hi C(高音の歌声)を出しているアカデミアの曲で、あまり盛り上がらない日々が続いていて試行錯誤を続けていた。前楽あたりから反応が良くなってうれしかった。これからも声のために健康管理に気をつけたい、というお話。

ジャケネッタ:田村芽実
ミュージカルがすっごくすっごく…すっごく好きで、お小遣いをはたいて見に来ていたシアタークリエでこうして東京楽を迎えられて嬉しい!という話を元気にしていた。可愛い。

アーマード:大山真志
パンイチと腹鼓を披露して、ここまで笑って貰えて嬉しかった、みたいな話。アーマードキャラで通していた。

マライア:樋口日奈
めっちゃかわいかった。目の前でキスシーンが見れてきゃ~ってなった。これからもきゅんきゅんしつつ、みんなにもこのときめきを届けていきたい!と言っていた。(キスをしている村井氏はちょい照れくさそうに苦笑)

デュメーン:渡辺大
ひなちゃんの話に乗っかろうとして、「おじさん!」と村井氏に突っ込まれていた。その後は割と普通に挨拶…??

ロンガヴィル:入野自由
何かすごいしっかり挨拶をしていた。

キャサリン伊波杏樹
すごいしっかり挨拶をしていた。

ファーディナンド三浦涼介
なんかかわいかったな…

フランス王女:中別府葵
楽しそうだった。

ロザライン:沙央くらま
一年前までは向かいの宝塚劇場に立っていた。男役だったため、ポスターの上段(男子チームの写真)の中に探されてしまう。全編女役は初めて。でも良い相手役にも恵まれた。

(この話ロザラインがしていたかどうか忘れた…)脚本を読んだとき、どんな作品になるのか全然見当もつかなくて。でも稽古場に通う度、どんどん皆の個性が炸裂していった(視線を上げる)(視線の先にいる個性の塊組が、「誰のことかな~?」とそれぞれ明後日の方を見て探す)(アーマードが「俺かぁ~~」と笑顔で自分を指さす)(起こる拍手)

ビローン:村井良大
上記のビールの売り子の話とかしてたのってこの時だっけ? 丁寧かつ楽しそうに話していてニコニコした。

……そんな感じかな。

一回目にはけるときに、ビローンがロザラインを宮殿に招き入れるのですが、その時にガッツポーズをしていて可愛かったです。今回はじめて見たな。前楽とかにもやっていたらしい。

 

あとバーでカルーアミルクを頼む辺りでの、コスタードとのやりとりは、これまではコスタードが腐った牛乳でカルミルをつくる動きをしているだけだったのですが、今日は結構おしゃべりしていた。

ビローン「オランジーナは?」
コスタード「売り切れでーす」
ビ「じゃあ、メロンソーダ
コ「ずいぶん前に売り切れました」
ビ「なんだよこの店…じゃあカルーアミルクで」
コ「うぇーい!」

可愛いなー。

 

前説の前に、コスタードが声出しをさせるんですが、そこのC&Rが前より凝っていた…。

コスタード「じゃあ俺が何か言ったら、コスタードって答えてね~」
コスタード「俺の名前は?」 \コスタード!/
コスタード「シュークリームの?」 \カスタード!/
コスタード「ホットドッグには?」 \マスタード!/
コスタード「(コールが聞き取れなかった)」 \ららポート!/

段々まばらになっていくレスポンス。笑

そしてその後、本編中にモスがコスタードを呼びつける際、「おい、ららポートォ!!」と叫んでいて可愛かった。
あとコスタードがアーマードの「お前を逃がしてやる」を「脱がしてやる」と聞き間違えた際、「俺がネコになるよ」と宣言。素早く撫でに行くモス(ねこだいすき)も可愛かったし、コスタードが走って行ったときに「ネコバイバイ」って言ってたのも可愛かった。

 

日替わりはもちろん面白いんですけど、やっぱ基本の芝居も大好きなんですよね…困り眉のこまさん可愛すぎじゃない? 気が強そうだけど結構思慮深くて切ないところ。

あと村井氏のビローンが、他のカップルが復縁していくのを見てくさくさしてるのが愛しくて可愛い。その前の恋敗れたさまは可哀想で悲しい。ウキウキの所も。

Love's a gunもホント好き。

 

 

あの時に死んでいれば良かったのに

crea.bunshun.jp

幸福のキャパオーバーで担降り!なるのわかりみがすごいあるな…って思う。マジ無理待っての上位にある感じ。

でも後々本当に「あの瞬間以上の幸福は存在しないのだ」って気付いたら、これは「あの時に死んどきゃ良かったな」に置き換わっちゃうので、本当にその気持ちが硬いなら降りたほうがいいのかもな…って思ってしまう。

note.mu

完全に一致というか、幸せの絶頂で幕を引きたい欲求みたいなのって割とあるあるなんかな。個人的にこのnoteは、ついてるコメ欄も含めて好きです。地獄みがあって。

 

結婚

まりこさまご結婚おめでとうございます~~~~~!!!!!!!美しい!美しい!!首がスッとしてる!!

Twitterでもヒエヒエ言っていたんですけど、このツイート見た瞬間、推しが結婚したのか?!って勘違いして、割とがちでぶっ倒れそうになりました。ぐぐりました。してなかった。

LLLをやっている関係上や、推し(そして自分の)年齢もあり、そういう話へ意識がいきがちで…。あと翌日に一字(一点)違いのりょうたさんも結婚されていたので、目がぐるぐるしました。

おめでとう、おめでとう、おめでとう…。

 

Love's a gunの解釈を、ずっと考えているんですけど。(突然)
好きだったのに裏切られたとかだと、お互いにお互いを愛で殺す状態にはならない気がするな? とか。積み重なった死体は誰の物なんだろうな、とか。今日の公演でよぎったのは、夢想した幸福が、叶わずに死んで重なっているイメージでした。心の中で、愛してくれない貴方を殺して、愛されなさで私も死ぬ。

結婚をお祝いしてた流れで言う話じゃねえ……すみません…。

 

言葉が薄まる

というよりも、世界にとっての濃度を思い知らされる。

自分が発した言葉って、自分にとっては特濃じゃないですか。自分はその意味を知っているし、込めた感情も知っている。でも他人にとっては、他人の言葉でしかないし、たとえば同じ言葉を沢山浴びせられる人にとっては、もっと矮小な十把一絡げの言葉でしかない。

自分以外に、推しに「好き~愛してる~結婚して~!」って言う方を見かけて、ごめんむり…ってなっていたんですけど、多分、上記のことを実感させられるから嫌なんだろうなって思った次第です。

どんだけ気持ちがこもってたって、誰かと同じ重さしかない言葉の一つだ。

あとはもう、言うタイミングを考えるとか、普段からいろんな角度で褒めたり、好きな部分を口にしていくしかない。出来る限り自分の言葉で伝えていこう。

 

 

ところでカレンダーイベントの告知まだ…?? あるいは個人イベ…