Tida-Tiger

好きなものだけ好きなだけ。

推し香水、選んでもらってきた。@ FINCA

てわけで。大変久しぶりの推し○○シリーズです。

過去の推し○○シリーズ

推しインク、作ってみた。@インクスタンド - Tida-Tiger

推しドール、作ってみた。 - Tida-Tiger

オリジナル便箋・封筒、作ってみた。 - Tida-Tiger(推し~ではないが、推し専用のレターセットを作っている)

 

今回のお店は、最近バズっているこちら!

FINCAさん!

f:id:torata_nu:20181108220441p:plain

 

こちら、一応注意点として公式サイトに載っている内容を引用しておきます。

「キャラクターの香水を作ってくれるんですか?」というお問合せを多く頂いておりますが、当店は自社オリジナル香水専門店となっておりますので、キャラクターの香水を作るという業務は一切行っておりません。又、キャラクターそのものとも一切関係がございません。

当店はオリジナル香水専門店として、数種類の香りを重ねて使う「重ね付け=トッピングフレグランス」という独自のご使用方法をご提案させていただいております。

お客様の求めに応じた様々なイメージを「重ね付け=トッピングフレグランス」という手法やテクニックによって、お客様と共に色々な香調を一緒にご考案させていただいておりますので何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

新宿の香水ショップ FINCAのトップページ | 新宿でオリジナルの香水を扱うお店 FINCA

つまりは、

・君のイメージする推しの香りに近い、重ねづけの種類と順序を提案するよ!

※推しそのものではない

※自分のイメージに依る

※混ぜる訳ではなく重ねづけ

※あくまでも提案 

という感じです。

 

個人的に、ここが逆に「イイなそれ!!」と思ったポイントで。

生きている推しなので、実際に付けている香りとかはもちろんあるんですよね。(6年前ほどの情報だとヴィクトリアズ・シークレットのエンドレスラブ、それ以降はアトマイザーとか、シャンプーとかの情報)

じゃあそれを付けたとして、おソロには出来ても、推しみを感じるかというとまた別で…。

何か「自分のイメージする推し」「その推しを思い浮かべられる香り」が欲しいなと思っていたので、今回こちらをたずねてみました。

 

わかりやすい漫画レポを先に引用しておこう。

 

 

こっから自分レポ。

 

新宿線を降りて、新宿三丁目駅A7番出口から靖国通りに出て、新宿駅を背にするように靖国通りをのんびり歩いて行くと、不意に優しい香りが漂ってきました。

少し顔を上げて見ると、目指していたお店FINCAさんです。

細い階段を地下へと降りると、瓶と香水でいっぱいな、小さな店内。

先客が数人いましたが、皆さまそれぞれに「この香りだ!」と見つけて、サクサク購入、退店していたので、余り待つことはありませんでした。

 

接客して下さったのは、上記の漫画レポに載っているのと同じお姉さんかな。

なんか、二次元の推し香水探しのレポばっかり読んでいたので、

思わず、

 

「生きてる人なんですけど良いですか……?!!」

(生きてない人って何????????)

 

と聞いてしまいました。

大丈夫でした。

なんなら今日だけで何人かいたって教えてくれました。(別の推し)

 

お姉さんが本当に聞き上手で…。

写真を見せながら、特徴をお伝えする段で。

 

f:id:torata_nu:20181026223709p:plain

#いいねの数だけ推しをプレゼン した金曜日 - Tida-Tiger

こちらをベースに答えよう!と思っていたんですけど、これ自体自分がやたらに書きすぎたので整理して話せず…

それを丁寧に優しく、かつノリよく引き出して下さってありがたかったです。

 

伝えた内容

・やんちゃボーイと真面目の融合体男子

・舞台や芝居に対して真摯

・気を許した人に対してはやわらかい

 

・(男性性とか、女子との絡みみたいな話の流れで)女子会に混ざってる

という話のときに、

「あっ、おねえとかの方向では無いです!」

と言ったら、何故か「わかります」と答えられました。

わかりてつやいただいてしまった。何かニュアンスで(多分写真の感じと、私の惚れっぷり)わかるっぽいです。

ちょっとしたメンタリストやんけ。

 

あと色々聞いていただきつつ、重ねがけのテスト~。

はじめは真面目・やんちゃ、とか、ちょっと覗く男性性、みたいなのを作っていただいてたんだったかな?

 

でもなんとなく微妙に違う感じで…うーんってなって……

そしたらお姉さんが

「これだ!ってならないのは違うんですよ!!」

「(隣のお客さんが「あっ!!!!!」となっていた)本当に来たらあんな感じになります」

と、

迷うより考えろ!!! 探せ!!! お前の推しを!!!!!

みたいにガンガンいろいろ試させて下さったので、混乱しすぎずに進めて良かったです。

 

魔界転生中なので、一度和物にシフトしてみたり。

上の方で幻太郎に使っている白檀の香りも試したかな?

でもそれはなんとなーく違って…。

 

なんかの流れで、

「推しの好きな食べ物は何ですか?」

と聞かれ、悩んだ末に

「冬はココアを飲みます」

と答えたところ、お姉さんを当惑させてしまいました。

すみません…でも飲むんです…冬はココアを…推しは……。

素直にイチゴとか答えても良かったんですけど…(昔本人がそう答えていた)

でもなんとなく、一番ザックリまとめると「季節のものを好む」のような気もします。

とりあえず追加で「普段の朝はコーヒーを飲んでいます」とは伝えました。

 

何度か試す中で、一度ちょっと通り過ぎた香りがあって。

すごいコレ!!って感じなんだけど、なんとなく違う…なんだろう……ってなっており。

次の組み合わせを試した後、改めて嗅いだところ、

心の声(これだ!!!!!!)

「これ…これだ……これすごい……これですね……」

(喋りのテンションは低い)

(でもずっと嗅いでる)

(すごい良い香り)

(イマジナリー推し)

ってなりました。

(地味)

 

アルコール系が苦手なせいか、割とエタノールの部分を強く感じ取っていたらしく。

それが揮発した後の香りが、完璧に推し!!って感じで、メロメロになりました。

 

一度店外に出て嗅いだりしても、

「これ…絶対コレ………」

となったので、探索終了。

 

店員のお姉さんから、使い方のご提案をいくつもいただき、

それぞれにキャーーー!!となりました。

・バスタオルに付けて、細くたたんでまくらにすると「推し腕枕」!!

・胸元に付けると「推しハグ」!!

・出発前に部屋に香らせておいて、帰宅後に吸う「推しの居る家」!!

等々。

想像するだけでハチャメチャメロメロでした…

しゅごい…推し香水のポテンシャルぱないい……!!

滅茶苦茶ガチ恋殺しに来てる。

現実に戻ってお会計を致しました。

30ml 2000円のものを2本、計4000円でした。

 

帰りにしゅしゅっと香りを付けていただきました。

右手首に1番目の香りを、左手首に2番目の香りを付けて、トントンとそこをあわせた後、耳の後ろと首筋に軽く叩き入れるという手順でした。

 

それを付けて歩く新宿は、なんだか甘く色づいていて。

雑踏に揉まれていると、人の体温を伴ってふわりと香り。

夜風にうなじを撫でられると、残り香のように涼しく香り。

見えないけれど、確かにそこに在るのが感じられる……。

推し(香水)のいる生活すげ~~~~~!!!となりました。

 

ヒプマイジャンルもそうですが、現実世界設定のキャラがいる場合は、結構オススメしたいです…

妄想の解像度が上がる…普段使わない嗅覚からのアプローチ…。

妄想を増強する芳香 is So Hot…!!(※ououで韻を踏んでいます)

 

わたしの選んだのはこちら。

TOP:WHITEPEACH・LEMON・MANDARINE・FREESIA・PRUNE

MIDDLE:FREESIA・ORRIS・WHITEROSE・JASMIN・ORCHID・NERORI・MUGUET・CARNATION

LAST:SEDER・VANILLA・PATCHOULI・MUSK・AMBER

TOP:GREEN TEA・TOMATO・LEMON・BERGAMOT・PINENEEDLE・LEAFGREEN

MIDDLE:MUGUET・GARDENIA・JASMIN

LAST:MUSK・CIVET

ピオッチャの方は、説明を聞いて「お茶か~~~~!!」となりました。

(推しの旧ブログ名が「渋いお茶でも飲んでいってください」)

なんかもう、かみしめれば噛みしめる毎に推しみを感じます。

 

やーでも、魔界転生が本当に良くて。

舞台『魔界転生』 感想 - Tida-Tiger

推し演じる根津甚八が本当に愛しくて、可愛くて。あの大変な舞台上で立派に彼を生き抜いている推しに胸打たれて。

ガチ恋なので、カテコの最後の最後に、ほんの少し目が合ったかな?って勘違い出来るだけで、わっと、心が沸くんですよね…。

えーん。やっぱ好きだなあ!!大好きだ!!

仕事と私どっちが好きなの??じゃないですけれど、

仕事も!!それをしている君も!!!大好きなんだよ!!!!欲張りハッピーセット!!!(?)

 

このセレクトは、あくまでも、自分の中の推し像に合う香りで。

本物とは全く違うかも知れないし、言わずもがな、同担のイメージする香りとは違うでしょう。

でもだからこそ、「推しと同じ香水を付ける」のとは違う、自分らしい愛し方のある香りになるのかな、とも思います。

あと単に、自分の気に入った香りになるからね!!下手におソロとかにするよりつけやすいよね……!!

 

そんなわけで、ゆるゆる大切に使っていこうと思います~!!

今度は寂雷先生とか作りたいなー!その匂いを本に付けるとかしてみたい。