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来て、見て、書いた。

自ら足を運び目にしたものを書く方向性。

偶然を巡る金曜日

日記 読書

2回あったらもうこれは必然なんだろうという確信。

 

昔は、ポエムで始まりポエムで終わる二次創作小説を書いていたなあという事を思い出し、羞恥心に襲われています。まあ今日も今日とで、何屋か自分でもよく分かっていないけど、文章を書ければ何でも良いという適当さで生きています。昔行った占い師さんにも、出来ることはなんでもやっていいなんだかんだ上手くいく的な事を言ってもらえたので(信じるわけではないけど)未来に対して怯む必要は無いなと思いました。占いをしたお部屋はとても寒かったけど、占い師さんはちょっと暖かくて好きだった。

 

書いてみた。これまで書いている子に比べると地味of地味です。あと物が少ない。

 

 

人間晩年図巻 1990-94年

人間晩年図巻 1990-94年

 

関川夏央さんの人間晩年図巻を読んでいます。これまでも、何となく開いたページを読んでいたりしましたが、今回はきちんと頭の方から。

山田風太郎先生の人間臨終図巻の衣鉢をついで書かれた本書。著名人から市井の人まで、様々な人々の生き様、そして最期を、まとめています。その人にとっての、重要なエピソードだけをかいつまみつつ、情感を削ぐことなく、短い文章で人生全てを描ききる技が凄くて…。

前から二番目のグレタ・ガルボの項目が好きです。なんだろう、合点がいくというか、これまでこちらが、それぞれに知っていた物のつながりを知って、ぐわっと世界の奥行きが見えるようになった感じがありました。

彼女が出演した「グランド・ホテル」、そしてオファーを受けたが断った「サンセット大通り」 それぞれ有名なミュージカル、その原型に、彼女の存在があったということ。また、中原中也の元に一時居た、長谷川泰子という女性。彼女の存在は知っていたのですが、彼女がグレタ・ガルボに似た美貌として選ばれたことや、その生き様は知らなかった。それらが全部、「グレタ・ガルボ」につながっている。

点でしかなかった知識に、線が引かれ、それが血管となって血液を送り始めたような感覚に、とてもゾクゾクしました。これを読むまで、ガルボなんてお菓子の名前でしかなかったのに!

他にも演劇界の方のお話も多く、そちらも興味深く読んでいます。山田風太郎さんの臨終図巻はもちろん読んでいて、好きだったのですが、これも好きな本になりそうです。臨終の方もそうだな、多分今読んだら、また違う受け止め方をするのかも知れない。文庫本も出ているので、また読もうと思います。