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来て、見て、書いた。

自ら足を運び目にしたものを書く方向性。

Ryouta Murai Style Book 2015 Plus DVD 発売記念イベント

Ryouta Murai Style Book 2015 Plus DVD 発売記念イベントに行って参りました。

自分のことはあまり語りたくない、かっこつけたくない、芝居で魅せたい、そんな村井さんのStyleを、素晴らしい本と言葉と共に、見せていただきました。本の制作、並びにイベントの運営に携われていたスタッフさんにも感謝です。本当に、楽しい時間をありがとうございました。

イベント会場は星陵会館。東京メトロ永田町駅から、首都高を背に坂を下っていくと見えてきます。あいにくの雨模様の中…と思いきや、だんだんと、晴れないまでも雨は止んで、湿気たっぷりですが、傘はいらず、梅雨にしては楽に過ごすことが出来ました。司会の方は、村井さんが晴れ男を発揮したんですかね、と言ったり。村井さん自身は、雨男ですよ、皆さん(観客)の心がけが良いからじゃないですかね? と答えたりしていました。

今回は基本的にtixeeのチケットサービスを利用した入場。(一部、紙のチケットを持っている方もいました) チケットもぎりや席の確認はやりやすそうでした。対面せずとも譲渡可能なのも楽です(遅刻しかけた)。でもスマホの電池切れが結構不安でそわそわしていました。

物販は本誌付録の特別プレゼントの引き替えと同じ場所で行なわれていました。5枚セットブロマイドA,B,C。全部Style Bookと一緒に撮影されたもののようです。とてもいい顔をしていたので…というか、ぱっと見で「あっ、買い」となったので全部買いました。ちゃんと見ても、勿論格好良かったです。

スタッフさんは皆さんUNIQLOのBTTF Tシャツを着ていました。黒白両方の色を見かけました。連絡用のグループLINEで、ナオキさんなどメインのスタッフが着用するということを知らされていたという村井さん。しかし、物販のスタッフさんなど、ほぼ全スタッフが着ていると思わず、到着してビックリしたそうです。別の階で同窓会をされていた方達(比較的高齢)には、BTTFのイベントか上映会をやるのかな? と勘違いされたとのことでした。

星陵会館の客席は若干変形タイプ。M~Q列が上手側に、舞台から縦並びで配置されています。2階の上手下手には、それぞれRとS列が1本ずつ。まるで武道館のよう(変形ではある物の、舞台を囲んでいる)だと言うことで、またStyle Bookを出してイベントをしたい、その時は武道館で、みたいな冗句を飛ばしていました。

開演ちょっと前に、司会の方が登場。トークイベントで重要なのはリアクション! と、客席を煽っていました。そして、村井さんを呼び込む体で拍手練習。本当に呼ばれたと思って出てきちゃう人も居るんですよ……っていうのもフリだと思ってね、出てきちゃう人も居る、と、司会の方が言っていました。2、3年前のキャストサイズイベントの時、村井さんも出てきていた記憶があります。

そんなこんなで村井さん登場。Style Bookイベント、開始です。

基本的に時系列順に記憶できないので、部でわけずに、本にそって書いていきます。お手元に本をご用意の上、読んでいただけると助かります。

 

本を手にとって

村井さん自身が、この本を手にとってどうだったか、という項目。

 持ちやすい。小さくていい。最近女性誌のミニ版が出ているけれど、それに近いサイズ。司会さんも仰向けに寝転がって読んでいても、他の本のように腕が痛くなったりしない、と相づちを打ちますが、それに対しては微妙に共感できていなそうな感じでした。

あと、一人になれる場所なので、トイレによく本を置いている、置いている本と近いサイズでいい、との事。その際に、微妙に笑い声が立ったため、「二人で入るの?!」と勢いで切り返す村井さん。入らないよね?!とテンション高く言っていて可愛かったです。

あと、Style Bookというのは、格好いい人が作る物であって、自分みたいな土臭い人間が作る物ではないと、何度も主張されていました。格好いいな、この人の事知りたいな、と思われる人が作るものだと。観客としての感想は「格好いい貴方が何を言ってるの?」です。

表紙

グアムの海と空をバックにしたお写真。グアム到着後、すぐに着替えて一番はじめに撮った写真とのこと。解放されたような表情や、伸びのポーズは、飛行機から解放された感じがそのまま出ている本物の動きだ、というような話をされていました。

目次

特に触れませんでした。司会さんが前振りで「1ページずつ進めていきましょう」と言っていたのを受けて、村井さんが「ここはやらないんですか?」と質問した程度。ここまでやってると50分すぐに経ってしまうからとスルー。この辺りで確か、「村井さんも構成に携わられたんですか?」みたいな話を振られていた記憶。村井さんは写真やその他素材を提供しただけで、構成自体はしていないそうです。

TMT特集

村井さんお気に入りブランドであるTMTさんから、春夏の新作をお借りして、グアムにて撮影。TMTはアメカジ系で、特にサーフ系でもあるので、やはり気候や色彩的にも、グアムなどで着るのがシックリする、みたいな話をされていました。最近村井さん自身が、こってりアメカジから、キレイめorナチュラル系(時々ラフ)にシフトしてきてる感じします。日本でこういうシャツを着ていると、完全にサーフ系!みたいになるから…という話もしていたかな。

TMT特集3ページ目の黄色のシャツでは、服に触れつつも、表情をクローズアップ。なんでも、「オカンに似てきた」とか。昔から母親似だとは言われていたけど、最近特に笑顔や横顔が似てきたそう。実家に戻った際にしみじみ感じた、目尻の皺の感じとかが激似と言っていました。

2015 collectionページ中央にあるグリーンベースのチェックシャツは、RENTの制作発表時に着ていた物。「三万もするんですよ!」と大きな声で主張されていました。でも、着ていると「とても綺麗な色合いですね」と褒めていただける、多分金額分の価値があるんだ、という話をしていました。自分の目線からの評価は特に言ってなかったです。

グアムガイドやビーチフラッグレース

章頭のページにある、ナオキさん全力疾走に、司会さんがよく触れていました。ナオキさんが本気のフォームの走りを見せているのが、とても面白いページです。

イベント中盤から、ナオキさんと、ディレクターのたぐちプラスさん登場。村井さんが、たぐちプラスさんの名前の由来を、3部とも聞いていたのですが、それぞれ1部:字画、2部:田口だと、口の部分に入らなかったプラスが余っているから、3部:田口+様々な人と仕事ができるように/プラモが好きなので、プラスチックにあやかって(チックはどこかに消えた)と、説明を変えてきていて凄かったです。どうやら、昔は芸人さんもやっていたらしく、とても喋りも上手い方でした。

ナオキさんから、章頭の全力疾走のお話しを聞くことが出来ました。ビーチフラッグレースで、負けたら罰ゲームという状況下。村井さんには罰ゲーム内容は伝えられてなかったのですが、ナオキさんにはプロデューサーさんからスカイダイビングをしましょう、と伝えられていた。乗り物酔いが酷く、高いところも好きではないナオキさん。それまで、「村井さんと一緒にスカイダイビングしよう、本気で嫌がる分、いい絵が撮れそう」と言われていたのを、固辞していたといういきさつもあり、負けたら本当にやらされる……という危機感を抱いていたとのこと。その為、絶対に負けないという決意を胸に、準備運動も入念に行ない、元サッカー部の能力をフル活用して、本番に臨んだそうです。勝敗についてはDVDをご確認下さい。

その流れで、ナオキさんの乗り物酔い話にも触れたり。ナオキさんは乗り物が苦手、飛行機も得意ではない。前回オーストラリアに行った際は、酔い止めを飲むのも忘れてしまい、とても気持ち悪くなってしまった。隣にいた村井さんが、「大丈夫ですか? 何か食べた方が…」としきりに心配し、丁度CAさんがチョコレートを配っていたので、「これ食べたら良いんじゃないですか? 甘いですし、刺激ありますし」とナオキさんに。警戒しつつも、これだけ心配してくれてるんだから……とチョコレートを食べたものの、結局余計気持ち悪くなってしまって…と話されていました。村井さんのありがた迷惑感すごい。

あとディレクターのたぐちプラスさんのお話も色々あり。初海外と言う事で、とてもワクワクしながら空港に着くと、村井さんが前日からの体調不良(高熱含む)でとてもローテンションで、メインがヤバいのにワクワクしていられないと思った。でも翌日はスッキリ元気になっていたので、思う存分ワクワクできて良かったです! と朗らかに言っていました。あと、飛行機の席に行くと外国人の老女が自分の席に座っていて、CAさんに訴えるも別の空席に案内され、他のメンツと離されてしまった。初海外なのに…と若干テンパり、機内食ではchicken or pasta?と聞かれて混乱したとのこと。何度も聞き返していると、Rice or Pasta? に変化。どうやら、チキンカレーかパスタの二択だったようです。それを食べる時にも、順序や作法が分からない為、周りの知らない人を盗み見ていたそう。また、入国時に必要な用紙は、皆何かを書いている事には気付いていた物の、きっとお土産を注文しているのだと思いスルー。到着後、日本語が上手な入管の黒人さんに見守られながら、手間取りながら書いていると、入管さんに俺が書く!と取られたそうです。また、たぐちさんが気張って「次はどこどこへ行きましょう!!」と言っていたのを、村井さんは「初海外なのに張り切って先導してるな~」と温かく笑いつつ見守っていたとのこと。たぐちさん曰く「全部ググりました!」

村井さんが、オーストラリアなどでも、海近くで撮影しているものの、これまで海に入れたことがないという話に。足をひたすことすら出来ていない、仕事ってのは厳しいものだ、と冗談めかして言っていました。たぐちさんも、一応鞄に海水パンツを潜ませてきたのに…と残念がっていました。

スカイダイビング

実際に飛ぶのは怖くなかったとのこと。「講師の方と背中合わせに……」と言った所で、観客がやや失笑(実際は背中とお腹がくっついている状態)。村井さんは「言い間違えてもええやろー!?」みたいな感じで、キレ芸を見せていました。滅茶苦茶勢い込んで言っていたため、実際になんて言っていたのか聞き取れていないです。声をひっくり返して、テンション高く突っ込みまくる村井さん可愛かった。とりあえず、講師の方と一緒に飛ぶ為、そう怖くないということでした。あと、飛行機の高さ(8000フィート?)から飛ぶので、地表がもはや風景になってしまって、高いところから落ちていく実感が薄いそう。ただ、飛ぶ直前に、飛行機の出口に一度腰掛けると、「これから落ちるんだ」と思えてしまい、怖かったそうです。

正直、飛ぶことよりも、直前のトラブルが怖かった! と震え上がる村井さん。飛ぶ直前、ヘッドカメラを装着したカメラマンさんが、先行して入り口へ。続いて村井さんが、座席から立ち上がろうとすると、背中側(腰の下?)の金具か何かが引っかかって、動けなくなってしまった。慌てて戻ってくるカメラマンさんや、駆け寄ってくる講師の方に、「あれ? 今もしかしてヤバいこと起きてる??」と不安になる村井さん。講師の方?がブチッともぎ取って、出口へと村井さんを誘導したそうですが「えっ、えっ、結局何だったの?! 何のトラブル? 大丈夫? このまま飛ぶの?!」と、心中穏やかではなかったそうです。ダイビングのたとえを出してもいました。ゴーグルに水が入る為、顔だけで振り向いたらダメと言われている状態で、脚(腿の裏とか)に何か当たると、「何ー?!」ってなるけど、すぐ見ることが出来なくて、すごく怖い…というのと同じだと。なんでダイビングの話が出たのか、いまいち聞き取れてないので、この辺りはフワッとした記憶です。

K martでのファッション対決

自分自身をコーディネートして行なう村井さんvsナオキさんのファッション対決。K martという、日本で言うイトーヨーカドー(生活雑貨や生鮮物量販店)みたいなお店の品物だけ、10000円以内で、という制限がついていました。

村井さん:アロハシャツ(Sサイズ?)、黒の短パン(キッズサイズ)、ローファー(黒、60ドルくらい)

ナオキさん:変形襟の白いジャケット(レディース・高い)、黒Tシャツ、黒ズボン、黒い靴(10ドルくらい)

とにかくサイズが大きく、Sサイズで日本の男性Lサイズくらい? あと品揃えもあまり良くなく、かつナオキさん曰く、質の割に高い為、中々難しい戦いだったようです。

村井さんは着られる物があまりなく、キッズサイズの短パンなどを活用。その分靴にはこだわりをもって買った為、一番高くて60ドル。上下は合わせて2~30ドルくらい。

ナオキさんは、村井さんが直球でグアムっぽいのに行きそうなこと、しかし村井さんは色白だから、それを着ても観光客っぽさが出るけど、自分は色黒のため現地人っぽくなりそうなこと、あえて逆のセンスで挑んだ方が良い、写真勝負なので第一印象で掴みたい……など、色々と考えた末に、今回のデザインに落ち着いたとのこと。変形襟のジャケットは、結構キレイめなのですが、実際にこれを着てうろついていたら、ちょっとゲイっぽい感じになるね、という話もしていました。あと質の割に高いという話の中で、男性物のジャケットは、大きい上に生地が薄く、デザインも自分的にダサくて、かつ割高なため、金額制限的にもあまり使えなかった、という話も。かなり苦労しながら、セレクトされていたようです。

3部目で実際の衣装がステージ上に登場。白ジャケットの袖が、後ろで結ばれているのを見て、不思議そうにする村井さん。ナオキさんは、ショップ店員の時、Aラインを作ってシルエットを綺麗に展示することを学んだ、と言う話をされていました。それを聞いた村井さんは、「でも袖を結んだらしわくちゃになって、ラス1を買おうとした人が困るんじゃ?」と首をかしげ。「ショップでやる場合は、洗濯ばさみなど後にならない物を活用しているから大丈夫」とナオキさんに教わっていました。あとクロスカラー…? なんだっけ、2つ並べて展示する際に、片方のトップスと片方のボトムスを同系色にすることで云々という話もされていました。忘れました。

質疑応答@グアム関係

グアム関係の質疑応答。質問の台詞自体は、整理・改編しています。というか意味は覚えられても、細かい言い回しが覚えられない…役者さんって、台詞どおり覚えてるのがすごいですよね。あと確実に抜けがあります。それはともかく。

質問「自分も近い時期にグアムに行き、同じ射撃場にも行きました。今回、村井さん達は、短い日程で色々な体験をされていてすごいと思いました。次にグアムに行く際に参考にしたいので、旅行日程を教えていただけると嬉しいです」

村井さん達がそれぞれに顔を見合わせて、大まかな日程を思い返そうとするも、表紙の撮影の後バギー? 射撃場? とりあえずそれぞれ三時間くらいで……と曖昧な記憶。村井さん曰く「現地のコーディネーターさんが日程を組み立てて、その場所へ直に車で連れて行ってくれた。また、どこが空いてる、混んでるとかも、コーディネーターさんが把握していたので、時間的なロスが少なく済み、結果として色々なところを回れたのだと思う」というような事。最終的に、コーディネーターさんオススメ、みたいな感じなのかな。多分。

質問「グアムで食べて美味しかった物はありますか?」

あんまり食べ物の記憶が残っていない様子の村井さん達。社長さん(?)の超豪邸で、皆でしたバーベキューが美味しかったというような回答でした。肉? ステーキ? 何食べたっけ? と顔を見合わすお三方が可愛かったです。

質問「次にStyle Bookを発売する際は、海が良いですか? 山が良いですか? それとも平地?」

質問されていた方が、緊張されていたのか、滅茶苦茶早口で可愛かったです。頑張って質問を錬ってきたんだろうなあ…でも聞き取りやすく、面白い質問で良かったです。海もよく行ったけど、また海自体には入れていない。でも山はナオキさんが高いところと虫が駄目なので無理。平地……平地って……オーストラリアとかの広大な土地も良いですね。ということで、舞台上三人で、海or平地の多数決をすることに。ナオキさんは、まさか舞台上のみで挙手すると思っていず、うっかりスルーしていましたが、一応海希望。村井さんとたぐちさんが平地希望でした。「と言うことで平地です」、と答えると、質問者さんが「サバンナかモンゴル平原を楽しみにしています!」「地平線も見えそうですし」と切りかえし。何故サバンナ?! サバイバル生活のStyle Bookを出すしか? と、村井さん達がざわめいていたのが面白かったです。

リョウタズ レコメンド

村井さんが好きな物、オススメしたい物に関する項目。今ハマってる物は? という質問に「ヨガマットですね」と答える村井さん。殺意の衝動の時に、平野さんが使用しているのを見て、興味を持ち、購入。3mmと6mmがあったが、迷わず6mmを選択。独特のふかふか感が良いとのことでした。これまで開演前などに柔軟をしないポリシーだった村井さんですが、ヨガマットを買ってからは、するようにシフトチェンジしつつあるとのこと。また、寝転がることも出来るので、楽屋で横になる時に使える、床に直に寝るのもあれだし、畳の所も小さいちくちく(すり切れたイ草とかですかね)が出てるから…という話もしていました。持ち運びもしやすいので、今日も持ってこようかと思った、という事も言っていました。

ちなみにこのヨガマットについては、本の編集には間に合わず。未掲載の新レコメンドということでした。

一万字インタビュー

「本当に一万字あるか数えた人!」と突然振る村井さん。観客は反応しきれず(あと私はやっていないので)、手を上げる人は皆無。なんでこんなの振っちゃったんだろう、と少し困っていたのが可愛かったです。

ここでは、映像の現場の楽しさ、楽しみ方がわかってきた、という話と、自分自身を知られたくない、という話をされていました。

最近クランクアップした映像(映画?)の現場が、とても楽しかった。一瞬にかける情熱、ワンカットの為の瞬発力、その場の空気感、てきぱきと進んでいく現場ならではのライブ感……Style Book誌上では、まだつかめていないと言っていた映像の楽しさを、村井さんなりにつかんだ様子でした。ビジュアルボーイズの6月26日付の日記に、かなりしっかりと文章として書き綴られている内容ですが、実際に口にしているのを聞くと、本当に楽しかったんだな、良い時間を過ごせたのだな、と感じ取ることが出来て良かったです。

あと、Style Bookという物を発表はしたけれども、本当は自分のことを知られたくない、というお話し。これは文章にすると、とても傲慢で、冷たく突き放しているようでもあり、なんだか誤解を招きやすい感じがして、私自身、伝えづらい、書きづらい話だなあと思っています。秘密主義、という訳でないけど、口に出さないこともあり。仕事だけを評価されたい、という気持ちもあるけれど、自分自身のパーソナリティが、役・キャラクターに与える影響も理解している。うーんなんだろう。ある意味、創作物のキャラクターみたいに、設定が整理されていない、等身大の青年らしい、柔らかな二律背反、と言う風に私は感じています。

それはともかく。昔の俳優さんである高倉健さんは、私生活とかはほぼ分からなかった。映画を見に行って、ああ格好いいなと思って、また次の映画を見に行って…というファンの形があった。現在は色々な形で情報が発信されていて、俳優の演技だけを見るという事は少なくなっている。役者のパーソナリティを知った上で、舞台とかを見ていることも多い。こういう人だから、こういう解釈で、こういう演技をするよね、みたいな。勿論実際に、自分自身のパーソナリティが、役に影響するのはある。でも、実際に舞台を見る人全員が、役者個々のパーソナリティを把握した上で見ているわけではないし、自分も出来れば「あの人、名前も何も知らないけど、いい芝居だったね」と言われるようになれたら良いなと思っている*1。逆に、ファンの方の夢を壊しちゃいけないから、私生活は秘していたい部分もあるようです。実生活では普通の人でいたい*2という話もされていました。

オフはオーラ無しで。劇場とかそういう場所では気付かれるけど、普段、街にいる時は、気付いて声をかけられることは少ない。その話に絡んで、ナオキさんも「ファミリーセールの時、プロデューサーさん(?)に、村井良大くんっていう俳優さんが来ますよ、って言っておいたけど、当日会場に行ったら、その人から、村井君来なかったよ、と言われてしまった。朝早くから来たはずだけど……どうやら気付かれなかったらしい」という話をされ、その横で村井さんが「勝った!」と小さくガッツポーズをしていました。会場入りの時も、スタッフに紛れていた為、少し探した、という冗句も出たり。オフの時のオーラのなさやばい、というのは、割とファンの中でも言われているのですが*3、スタッフさんからその話を聞けたのは、新鮮でした。

RENTについて

オーディション時の話や、制作発表の時の話をされていました。

オーディションの話をもらって、初めて舞台版のDVDを視聴。理由もなく涙が出る物語。舞台のDVD化で、初めて泣いた。やっぱり舞台って言うのは生もので、その場の空気感を含めての物だと思うけれども、RENTの舞台版の映像は、様々な物がそぎ落とされているにも関わらず、感動させるから凄い。本編自体は群像劇的で、主人公がいて、こういう困難があって、こういう風に解決して……という分かりやすい筋はない、でも泣ける。音楽の力もあるのかな?

オーディションの三日前に、英語版の譜面と日本語の歌詞を貰った。直前か! とすごく驚いた。しかも、日本語での譜割りはなく、そこも含めて、自分らしさを出して歌って欲しいという指示だった。とりあえず必死に練習し、オーディション当日。頑張った物の、これは落ちた!と思い、終わってすぐマネージャーさんに電話。「これまでやってこなかったんだからしょうがないよ。諦めな」と、文字にするときつい言い回しではありますが、落ち込まずに気持ちを切り替えて、前に進むように声をかけて貰ったそうです。別の媒体に書いてあったことですが、お気に入りかつ験担ぎに、Back to the futureのTシャツと、雨だったのでクロックスの黄色い長靴を装備してオーディションに行った村井さん。選考をされる方達は、映画オタクで監督志望なマーク像にピッタリな村井さんに、「マークが来た!」とざわめいたそう。後日、オーディションに受かったと連絡をいただいた時には、村井さんはとても嬉しく感じたようです。

制作発表について。事前に、Wロジャーと合わせて練習。堂珍さんとは3回、ユナクさんはツアーの日程もあり、前日にようやく合わせられたそうです。ライブハウスでの歌唱披露で、普段とは違う状況に緊張する村井さん。堂珍さんは軽く「大丈夫だってー村井ちゃん!」と声をかけてくれたそう。堂珍さんは慣れてるでしょうけど?! となったという事でした。実際にライブハウスで歌唱した時は、次第に緊張がほぐれて楽しくなってきたとも。普段とは違う風景に、違うところに来たんだな、と感じたと言っていました。

司会の方が、普通の新聞にRENTの制作発表の様子が載っていた事を発言。切り抜きを持ってきたんだけど…と探すも、どこかに行ってしまったらしく、イベント中には出てきませんでした。村井さんが、普通紙にも載っているという事をうけて、「RENTって凄いんだ…」と、どこか俯瞰気味に言っていたのが可愛かったです。

カレンダー発売

来年のカレンダーが、12月に発売予定! という広告。村井さんもこれを見て初めて知ったようです。

こちらと次の次にある、お部屋大公開と絡めて、以下の質問が出ました。

質問「村井さんは、お部屋に自分のカレンダーや写真集を飾ったりしないんですか?」

村井さんは素直に、質問者さんに向けて「貴方は自分の顔の写ったカレンダーを、自分の部屋に飾りますか……?」と質問返し。質問者さんも、「恥ずかしいので飾りませんね」と回答。「つまりはそういうことです」との事でした。カレンダーや写真集は、貰って一応目を通したら、すぐに実家行き。自分では恥ずかしくて飾れないというのと同時に、家族に、今こういうことをしてるんだよ~と報告する意味もある。という事を話していました。

有村さんとのBTTF談義

誰か有名人で話したい方いますか? と聞かれた時に、村井さん自身が、自分と同じBTTFフリークである有村さんを希望。それが通り、この場が持たれたそうです。ライターさんが、まだ録音機を起動していないにもかかわらず、会ってすぐにBTTF談義開始。録音開始した後も、ライターさんによるネタ振りもほぼなく、二人でずっと話し続けていたそうです。BTTFや、デロリアンの話を熱心にしているのが可愛かった…。設計図の段階で不備があるデロリアン、元々故障が多かった。勿論30年経った今、普通に、不備なく動かすのは難しい。愛すべきポンコツ。デロリアン会の話にも触れ、日本で所持している人達でのオフ会が開かれるが、九州から本土へ来られる方が、エンジン故障?で欠席になったというのも、「デロリアンあるある」の一つと受け入れられているとのこと。

村井さんmeets BTTFは、「家族が見ていたから」両親が好きで、兄姉共に見ていたが、一番はまっていたのは自分だった。幼少期に、あんまりにも真剣に見過ぎて、ゴミ箱がストーブに接して燃えていることに気付かず、黒く炭化した後、お父さんに声をかけて、こっぴどく叱られたという話をしていました。その時の「パパ~ゴミ箱が……」という小芝居がめっっっちゃ可愛かった。小さい頃はパパママ呼びだったのでしょうか。

西田シャトナーさんが話していたんですけど、と村井さん。BTTFはとても完璧な時間割で構成されている。緩急やオチのタイミングなどが素晴らしい、という話をされていました。また、外国で舞台化される事に触れて、もしも日本で舞台化されることがあったら、自分が全責任を負う、泥をかぶっても、喰っても良いから、マーティをやらせて欲しい! と強く言っていました。「ほら! 身長も丁度良いですし!」と声を張り上げるのも可愛かった。「制作や作演出はやらないんですか?」と司会さんに聞かれた時は、思い入れが強すぎるのでちょっと…と若干濁し気味だったのも、謙虚可愛いです。

BTTFのドキュメンタリー映画「Back in time」が、今年国外で公開されることにも触れて、見たいなぁ…としきりに言っていました。ドキュメンタリーという言葉が出てこなくて、なんかアレ、撮ったヤツ、みたいな事を言っていたのも可愛かった。映画で描いた未来に辿り着く、2015年という記念の年。司会さん「今年の10月……」 村井さん「21日!」(食い気味)に、マーティが過去からやってくる。ナイキからは劇中のスニーカーが発売、ホバーボードも限定的な場所での可動ではありますが、一応作られている。車は空を飛ばなかったけれど、少しずつ実現されていて凄いなと思う。というような話もされていました。

村井さん大公開

お部屋にある物、お部屋、ファッション大公開ページ。写真は全て村井さんが撮ったそうです。綺麗ですし、構図も良いので、カメラマンさんが撮ったのかなと思っていたので、ビックリしました。写るところだけ綺麗にしてる、フレームの外はパラレルワールドですよ!(滅茶苦茶汚い、という感じのニュアンス)との事でした。間取りを描いた物と、ファッションの絵は村井さんの手による物ではなく、別の方が書いたそう。間取りについては、資料として書くように言われた村井さんが、もしもそのまま本に載ったら大変だ! と、定規を使って几帳面に製図したそうですが、結局紙面に載ったのは、手書き感溢れるデザインの別の方作のものでした。

今のお部屋は、一人暮らしを初めて2カ所目?とのこと。以前の部屋は、色々と物を置きすぎていたので、今はできるだけ物を置かないよう、増やさないようにしている。インテリアについては、渡部秀にアドバイスを貰ったりしていた。色々なお店を教えて貰ったり。秀の部屋はほんっとオシャレ! でも自分はそこまで徹底できないから、一応自分の気に入った物だけを置くようにしている。

ファッションについては、次の茶道体験に触れて、着物って良いですよね、と言う話もされていました。やはり、着物は日本の気候風土に合う。こころという舞台をしていた時に、稽古着の着物(袴)を着て、徒歩で夏目漱石のお墓参りに行くことになり、暑いかな~と思っていたけれど、実際はかなり涼しく、過ごしやすかった。自分も着物を普段の服に取り入れたいと思っている。甚平だと、夏祭りっぽくなってしまうけれど…。着物型のコートもお気に入り。前を合わせてしまうと、完全に着物になってしまうのだけど、普通に着てると何にでも合う。とのことでした。

お部屋大公開に絡めて、以下の質問。

質問「最近お部屋に呼んだ方はいますか?」

直近だと誰だろう、鳥越裕貴かな…? とのこと。フラッと連絡とって、泊まって……という感じ。それより前だと、ペダルの公演中に、鳥越君、郷本さん、廣瀬さんが泊まっていったそうです。公演中なのによくやるなあ、と思ったそうです。本当は友達を呼んで泊めたい派の村井さん。小さい頃、ご両親から「相手のお宅のご迷惑になるから、ご飯前には必ず帰ってきなさい」と言い聞かせられていた為、友達が「いいよいいよ、ご飯食べてけよ。泊まってきなよ」と言ってくれても、我慢して帰ってきていたので、その反動で、今は友達を呼びたいのかも知れない、という考察をされていました。この話を聞いて、しっかり躾けられていたんだなあ、良いご両親だなあと、個人的にほっこりしました。

茶道体験

第1部の時に、先制して質問していた女の子がいました。とりあえず、茶道体験のお話しとしては、決まり事がいっぱいあって大変だった、という感じです。畳目の十六目下ったところに座るというのが難しく、かといって指で示して数えてしまうのも様にならない。にじり入りも、本当にこれで良いのか不安になった。昔の日本人は、こんなにきめ細やかな決まり事を把握し、守っていたのかと、驚いた様子でした。

一日密着

完全にさらけ出していますね、と、スタジオ入りとメイク前の写真について言及。表情がまだオフ状態だという話でした。オンとオフに関しては、明確にオンなのは舞台に上がる時だけで、こういうイベントなどは実はオフに近い感覚でもある、というような話をされていたり。見ての通りの一日密着で……他に何を話してたか、ちょっと記憶にありません。

村井さんへのメッセージ

これまで関わりのあった方達からの、村井さんへのメッセージ。村井さん自身も本を貰って初めて見たそうで、本をザッと読んだ時には、あえて目にしないようにしていたそうです。今回イベントを前にして、ようやくしっかり読んだとのこと。辻さんに関しては、マネージャーさんが彼とほとんどメル友のようになっていて、その中でメッセージを貰ったそうです。辻さんとの舞台・映画のお仕事があって、堂珍さんとも知り合いになれて……またRENTで共演できるというのは、嬉しいことですというような事を言っていました。

ここで、マネージャーM氏からのメッセージに絡めて質問。

質問「当マネージャーさん以外が、事務所入りを反対されていたとのことですが、なにをやらかしたんですか?」

「とても良い質問来ましたね…!」と村井さん。お前の昔のStyleはどうなんだと切り込む、良い質問ですと言っていました。

デ☆ビューという雑誌を見て、事務所に面接を受けに行った。当時流行っていた渋谷っぽい、白サンダルに短パン、黒タンクトップを着用していた。その格好を見たMマネさんは既に怒り心頭。面接中の態度もとても若々しく「なんか、役者になりたいんすよねえ」みたいな感じだった為、周りの別のマネージャーがフォローしていたそう。帰り際にも「これから渋谷行きます」と言っていた。村井さんが去った後、フォローしていたマネージャーさん達が「アレはない」と大反対。しかし怒っていたMマネさんは、「いや、むしろ変だしアリ」と推薦。Mマネさんが社長を説得してくれたお陰で、無事に事務所入りできた、との事でした。当時の自分の姿を振り返って、本気で恥じらう村井さんが最高に可愛くて…。時代のせいで、黒のタンクトップにドクロどーん!みたいな格好をしていたとのこと。もう本当に恥ずかしい! 恥ずかしい! と連呼していて。しばいには、「全て時代のせいです。僕はこれからも積極的に時代のせいにしていきます!」と宣言。その頃から根っこの部分は変わっていないと思いますが、服は替わりました、というような話をされていました。こちらを聞いた質問者さん「安心しました」と端的に締めていて格好良かったです。

最後の挨拶

滅茶苦茶良い話していたんですけど、忘れました…。とりあえず、これまでと、今の自分がいっぱい詰まったStyle Book。これからも変化し続ける自分をよろしくお願いします。みたいな話だった…気がします。

第2部のハケる時に、舞台袖のカーテンが上手くめくれず引っかかって、こっちを振り向いて「入れない!」みたいな顔したのが凄い可愛かったです。

そんなこんなで、とても楽しい時間を過ごせました。久方ぶりに、村井さんファンの皆さんとも会えて、お喋りして…これからも、まったりと村井さんを応援していきたいなと思えました。

イベントお疲れさまでした。本当にありがとうございました。

*1:別にこれを、ファンを切り捨てているニュアンスで喋ってないのが面白いです。パーソナリティも含めて追いかけているファンに対して、若干無配慮で共感性が欠如してるのに、普通の男の子らしい、という感じなっていて、いつもと同じように、なんか不思議な生き物だなぁ、という感覚を覚える。「自分を知らないでほしい」というメッセージが、Style Bookという本全体と、それを購入した人を、半ば切り捨ててるのですが。でもイベント当日のブログでは、この本自体を、自分の一つの作品として受け入れて、今の自分としての一つの礎にしているのが、すごく良いなとも思う。なんだか難しい

*2:「普通」というキーワードが、結構重要というか、多面的に使われている。一万字インタビュー内でも頻出するのですが、その意味はいっぱいあるのです。平凡・特別ではない・常識的・中庸・ニュートラル……。今並べたの、全部同じじゃん? って思われるかも知れないけど、いやいや、結構違うんですよ

*3:観客と同じ出口から出ても気付かれない、会場への道のりを普通に歩いている、オフショットが一般人……など。私も、帝劇でたまたま同じ公演を見た事がありますが、気付きませんでした