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来て、見て、書いた。

自ら足を運び目にしたものを書く方向性。

貴方に花と真心を。

日記 舞台

「安いから買う」ことも悪いことじゃないです。けど少しねじくれている感じがします。購入に至る動機が金銭面にあるということは、お金が他に優越した価値を持っているということ。つまり購入するものよりも、お金の方が大事なのだろうと思います。でも、そのものの価値がお金より低いのに「安いから買う」 そうすると、結局お金と物が心的に等価でなくなってしまい、ただお金を失っているような感覚になってしまう。
安物買いの銭失いという言葉があります。安いからといって物を買うと、大概そんないいものではなく、また買い換えなければならないので、無闇に金を失うだけに終わる、という感じの意味です。この言葉の中にも、質的な不満足だけでなく、心的な不満足が隠れているような気がします。安いから買う、また買う、また買う、そうするとお金ばかりが浪費されて、気持ちが満たされることはない。

「応援したいからお金を払う」、というのは、先に価値あるものを見出した上で、それの為にお金を使う、ということだと思います。「安いから買う」とは違い、お金よりも、支払う対象/物に優越した価値置いているため、お金と対象が良い意味で等価でなくなり、支払うことで、より大きな価値を持つものを得ることができます。それはとても幸福なことです。(万が一質的に悪いものであったとしても)心的に満足感が得られ、さらなる消費活動への動機の発生にもつながります。

お金を使うことは、忌避すべきことじゃない。どんなに美しいものも、必ずお金に支えられています。お金があるだけで、どれだけのことが可能になるか。でもお金自体に、貨幣としての価値以上のものは、ほとんどありません。一番大事なのは、お金ではなく、自分の価値観が選んだ「何か」です。それは大好きな人であったり、ものであったり、歌であったり、その他諸々であったり。(誰かにとっては、お金であったりするかもしれません) その「何か」の為に、自分が費やせるものを差し出すことは、多分自分にとって、もしかすると互いにとって、幸福なことなんだと思います。

なんの話をしたかったのかというと、今度初めて、舞台にお花を贈りますという話です。小さいものです。目立たないと思います。見返りも認知も割とどうでもいいですし、他のファンの方を威圧する気もないですが。少しだけでも、費やせるものを費やして、心を形にできたら嬉しいなぁという話でした。